ダイハツ「ミラ イース」 燃費性能を重視したベーシックな軽自動車
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:ダイハツ工業 122
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:ダイハツ工業 122
ミラ イースのグレード展開は現在、おおむね以下のとおりとなっています。
【B】(85万8000円)
かなり簡素な商用ユース向けグレード。スマートアシストIIIが付いた「B“SA III”」(92万4000円)もあり。
【L】(89万1000円)
ざっくり言うとBに「パワーウィンドウ」を付けたぐらいのグレード。これも主に商用ユース向け。スマートアシストIIIが付いた「L“SA III”」(95万7000円)もあり。
【X“SA III”】(110万円)
軽を普段づかいするにあたって必要な装備はだいたい付いている上級グレード。スマートアシストIIIは標準装備。
【G“SA III”】(123万2000円)
自動格納式ミラーやキーフリーシステム、14インチのアルミホイールなどまで付いている最上級グレード。こちらもスマートアシストIIIは標準装備。
上記のそれぞれに2WD(FF)と4WDが設定されています。
※価格はすべてFF、CVTモデル
またこのほか、2018年8月には「G“リミテッドSA III”」(124万8500円) と「X“リミテッドSA III”」(111万6500円)という特別仕様車を発売。こちらの最大の特徴は、純正ナビ装着用アップグレードパック(バックカメラ、16cmリアスピーカー、GPSアンテナ)が付いているということです。それでいて、ベースとなった通常グレードとの価格差は1万6500円ですので、これはなかなかお買い得だと言えるでしょう。
商用ユースではなく「普段づかい」のためにダイハツ ミラ イースを買うのであれば、おすすめはX“SA III”以上のグレードです。ベーシックなBとLはさすがにベーシックすぎて、スマートアシストIII付きを選んだとしても、やや物足りない感があることは否めません。
装備類がもっとも充実しているのは、当然ながら最上級グレードのG“SA III”ですが、シンプルさが売りのミラ イースにアルミホイールや自動格納式のミラーは本当に必要なのか――という疑問はあります。もちろんこのあたりは好き好きの問題ですが、基本的には1つ下のX“SA III”で十分であり、そのなかでも、バックカメラ等が付く特別仕様車であるX“リミテッドSA III”がイチ押しとなるでしょう。
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