トヨタの新型V8エンジンの全貌が判明するのは12月4日の「GR GT」発表。レクサス「スポーツコンセプト」にも搭載へ

次世代スーパーカートヨタ「GR GT」「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

「GR GT」に搭載されるのはV8ハイブリッド

次世代スーパーカー「GR GT」には、この新型V8とハイブリッドが組み合わされるとみられています。

トヨタはランボルギーニやメルセデスAMGが採用するプラグインハイブリッド（PHEV）とは異なり、セルフチャージング方式を想定しているとされ、電動化技術を駆使しながらも軽量性と応答性を優先する設計思想がうかがえます。

この新型V8は単一仕様ではなく、複数のバリエーションが存在するとのことです。上原氏は「ジェントル」と「マッスル」という2タイプを例に挙げ、前者はレクサス向けの洗練型、後者はGR GTのようなハードコアモデル向けになると説明しました。

GR GTは、トヨタのモータースポーツ活動から生まれる新たなフラッグシップとして位置付けられており、サーキット性能と公道での扱いやすさを両立させる方向で開発が進められています。