STI、2連覇を目指して。ニュル24耐マシン
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
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スバルテクニカインターナショナル株式会社(STI)は2月某日、東京オートサロンで参戦体制を発表したニュルブルクリンク24時間耐久レース(ドイツ・5月17日~20日、略称NBR)に向け、SPT3クラス参戦車両SUBARU WRX STIレースカーのシェイクダウンを富士スピードウェイで公開した。
今年の参戦車両は、昨年念願のSP3Tクラス優勝を果たした車両をベースに、コンプリートカー「S206」の要素を盛り込むとともに大幅なモディファイを施している。
注目はボディ全体の軽量化。2011年仕様に対して約20kgのダイエットに成功し、レギュレーションの最低重量に限りなく近づけている。具体的にはカーボン素材の採用拡大をはじめ、リヤサスペンション周りやドライブシャフトのさらなる軽量化など、多岐にわたる軽量化を積み重ねている。
STIではNBR参戦を続ける理由として、厳しいレース環境によってスバルのAWDをさらに進化・熟成できること、またNBRはドイツ勢に対抗できる実力を世界にアピールする舞台でもあると説明している。また、正式にはアナウンスされていないが、今後はいま話題のBRZをベースとしたマシンでの参戦も計画しているようだ。
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