Mクラスミニバンのコスパ×複合勝負はノア/ヴォク優勢。その理由&納車状況も解説!
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 110
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ミドルクラスミニバンの御三家と呼ばれることもあるトヨタ ノア/ヴォクシー、日産 セレナ、ホンダ ステップワゴン。

<写真:トヨタ ノア>

<写真:トヨタ ヴォクシー>

<写真:日産 セレナ>

<写真:ホンダ ステップワゴン>
いずれも現行モデルの発売から丸1年以上が経過し、それぞれの長所や短所がはっきりと見えてきました。
そこで、このタイミングで室内空間や動力性能、コストパフォーマンスなどをまとめた総合力の高さを比較し、改めてベストバイのモデルを考えてみました。
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まずは、このクラスのミニバンにとってもっとも大事な要素のひとつと言える室内空間の広さや使い勝手について見てみましょう。
いずれのモデルも7人乗りと8人乗りが用意され、大スライド機構により足元空間は広々としています。

<写真:ノア/ヴォクシー7人乗り>

<写真:ノア/ヴォクシー8人乗り>
さらに、2列目までの室内空間や使い勝手についても、工夫をこらしたシートアレンジ機構で3モデルとも高いレベルにあると言えそうです。
一方、3列目シートと荷室まわりは大きく異なる部分もあるようです。
ノア/ヴォクシーとセレナは、3列目シートが横跳ね上げ式となっており、収納時にはどうしても荷室に張り出してしまいますが、床下収納式のステップワゴンは荷室幅が広く使えるうえ、3列目シートのクッションが厚いため快適性は飛び抜けて高くなります。

<写真:日産 セレナ>

<写真:ホンダ ステップワゴン >
このことから、3列目シートを多用するのであればステップワゴンが有利となるかもしれません。
ただ、横跳ね上げ式を採用しているノア/ヴォクシーとセレナは、荷室下の収納を活用できるという利点もあります。

<写真:ノア/ヴォクシー>

<写真:セレナ>
スポーツ用品など、細かなものを常にクルマに積んでおくことが多いユーザーには、この点は大きなメリットと映るかもしれません。
なお、リアゲートはノア/ヴォクシーが電動開閉機構が全車標準装備で、ステップワゴンはスパーダのみが標準装備となっています。
セレナは電動機構自体が備わりませんが、リアガラス部分だけを開けられる「デュアルバックドア」を全車採用しています。
こうした特徴をふまえると、3列目シートを多用する場合にはステップワゴン、荷室を多用する場合にはノア/ヴォクシーかセレナという構図が見えてきます。
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次は燃費性能を見てみましょう。
いずれのモデルもガソリンモデルとハイブリッドモデルがラインナップされていますが、主力となるのはやはりハイブリッドモデルです。

<写真:トヨタ ノア>
ノア/ヴォクシーのハイブリッドは、街乗りから高速道路までオールマイティにこなせるバランスのよさに加え、ライバルから頭ひとつ抜けた燃費性能です。
一方、モーターでの走行を主体とするステップワゴンとセレナは、街乗りでの動力性能と静粛性でひときわ優れています。
また、ステップワゴンは、必要に応じてエンジンで直接駆動することもできるため、より大きなパワーを必要とする高速道路でも快適に走行することができます。
カタログ燃費(WLTCモード)で燃費性能を比較すると、おおむねノア/ヴォクシー>セレナ>ステップワゴンという順になります。
<各モデルの燃費 ※ハイブリッドグレード、FF車>
・ノア/ヴォクシー|23.0~23.4km/L
・セレナ|18.4~20.6km/L
・ステップワゴン|19.5~20.0km/L
ただ、セレナとステップワゴンの差はほとんどないため、燃費性能を優先するならノア/ヴォクシーがベストバイになると言えそうです。
また、ハイブリッドモデルで4WDが選べるのはノア/ヴォクシーのみであるため、降雪地域のユーザーの場合は必然的にノア/ヴォクシーを選ぶことになりそうです。
ちなみに、ガソリンエンジン同士を比べると、ノア/ヴォクシーとセレナは2リットルのガソリンエンジンを搭載するなか、ステップワゴンは1.5Lのターボエンジンが搭載されるため、自動車税が安いというメリットがあります。
しかし、ステップワゴンはライバルのガソリンモデルと比べてやや車体価格が高いため、トータルで考えると選ぶメリットが薄いと言わざるを得ません。
<各モデルのガソリン車の価格帯>>>日産 セレナってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
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家族構成が変化すると、ミニバンからコンパクトカーやSUVなどへ乗り換えるケースもめずらしくありません。そこで重要となるのがリセールバリューです。
中古車市場の動向を見ると、リセールバリューの高さはおおむねノア/ヴォクシー
ただし、次点のセレナとは、グレードやオプションの選択次第でその差は小さくなります。
たとえば、セレナに駐車支援機能「プロパイロットパーキング」を装着するには、ETCやデジタルインナーミラーなどが含まれる約55万円の高額なセットオプション費用を支払う必要がありますが、ハンズフリースライドドアはエントリーグレード以外で標準装備です。

<写真:セレナ プロパイロット リモート パーキング>
ノア/ヴォクシーの駐車支援機能「アドバンスト パーク」はセットオプション価格が25万円前後と比較的安価ですが、ハンズフリースライドドアは約15万円の全車オプション設定です。
装着するオプションによっては価格差がほとんどなくなり、装備が充実しているぶん割高に感じられるステップワゴンとの価格差も小さくなってしまいます。
最低限の装備で十分な場合には、グレードが細分化されていることに加え、必要な装備や機能を選びやすいノア/ヴォクシーが間違いなくお得です。
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各要素を総合的に見ると、もっとも優れるミドルクラスミニバンはノア/ヴォクシーと言えそうです。
ただ、ノア/ヴォクシーの唯一の欠点は納期の長さです。
ノア/ヴォクシーは納期が6か月~1年程度とかなり長く、グレードやオプションによっては受注を停止しているなど、ライフステージの変化に対応しにくいというデメリットがあります。
一方、セレナは3か月程度、ステップワゴンは6か月程度の納期となっているため、納期が待てない場合はセレナを軸に検討するのがよさそうです。
長い納期を待てるなら、購入すべきは総合力に優れるノア/ヴォクシーです。
リセールバリューまで含めたおすすめグレードは最上級「S-Z」のハイブリッドモデルですが、7人乗りしか設定がないため8人乗りが希望の場合は「S-G」がおすすめです。
ライバルより一歩劣って見えてしまうステップワゴンですが、単体で見れば非常に高いレベルにあります。特に、スッキリとしたスタイリングはライバルにはない美点であり、選んで後悔することはないでしょう。
そう考えると、ミドルクラスミニバンを選ぶ際のポイントは、自身がどのような使い方をするのかをより具体的にイメージしつつ、装備やオプションの選択しも含めて検討することにあると言えそうです。

<写真:ホンダ ステップワゴン>
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<終わり>
<写真:トヨタ、日産、ホンダ>
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