アウディのトップオブSUV、新型Q7試乗。10年ぶりに相応しい気合の入り方
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:菊池 貴之
最後になったけれど、333ps/5500-6500rpmのパワーと440Nm/2900-5300rpmのトルクを生み出す3リッターV6スーパーチャージャーエンジンと8段ATからなるパワートレーンにも、好ましい印象をうけた。このエンジン、心地好いサウンドを奏でてスムーズに回り、必要にして充分以上のパワーを発揮する、気持ちのいいパワーユニットに仕上がっているのだった。
これも僕の好みからいうと、コンフォートモード状態がレスポンスに関してもちょうどいい感じだった。ダイナミックモードでは少々反応過剰気味になって、いささか落ち着かなくなる。とはいえ、このあたりは乗り手の好みにもよるので一概に判断はできないが。
2リッター直4ターボについては乗るチャンスがなかったので何ともいえないが、昨今の同様のエンジンはどのメーカーもなかなかの実力を持っているので、おそらくQ7を走らせるのに不足はないだろうという推測はできる。
というわけで新型Q7、10年ぶりのフルモデルチェンジに相応しく、気合の入った出来のいいクルマだというのが、横浜とその周辺で走らせた範囲で感じた正直な印象だった。気になる点や不快な部分がまず見当たらないことに加えて、乗り手に心地好さを感じさせる要素をしっかりと備えている。
筆者個人としては、このサイズのSUVを所有したいという思いは皆無だが、これと同様の乗り味を二回りほど小さいサイズで実現したクルマがあれば、ちょっと欲しくなるかもしれないとは思った。ま、それはいわゆる、無いものネダリにすぎないけれど。
けれども、このカテゴリーのSUVを自身のガレージに収めたいと真剣に考えている向きにとって、ニューQ7は最良の選択候補のひとつだといって間違いないと思う。興味のある御仁は早速ディーラーに出向いて、試乗してみることをオススメしたい。
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