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W12・610ps最速モデル GTCスピードに乗った!

ベントレーの未来に想う

2003年に「コンチネンタルGT」がデビューして以来、ベントレーの屋台骨を支えるまでに成長した「コンチネンタル」シリーズ。2005年には4ドア・サルーンの「フライング・スパー」、2006年にはソフトトップを持つ「GTC」が加わった。2008年、排気量は同じ6リッターながらベントレー最強の610psを発生するW12ユニットを積む「スピード」モデルがフライング・スパーに加わった。「スピード」というシリーズ名は、1923年の第1回ル・マン24時間耐久レースに参加した「ベントレー3リッター スピード・モデル」に由来する。次いで「コンチネンタルGT」にもスピード・モデルが加わり、今年1月に「コンチネンタルGTC」のフェイスリフトに伴って加わったのが「コンチネンタルGTCスピード」である。

そもそもベントレーとは、輝かしいレース戦績をベースに、長い歴史の中で英国車らしいエレガンスを身に着けてきたブランドである。そして、レトロ・モダーンなエクステリアの下に潜んだ近代的なメカニズム、熟練した職人の手になるインテリア。そのバランスの妙が今日のベントレーの魅力であり、エレガンスを纏い強力な心臓を積む「コンチネンタルGTCスピード」はベントレーの真髄ともいえる。

一方で、ベントレーの顧客は社会責任を負う層に属する人々でもある。現在、「コンチネンタルGTCスピード」のCO2排出量は396g/kmと決して低いとはいえない。しかし、ベントレーはメーカーごとのCO2排出量を2012年までに120g/kmまで下げると公言している。重要なのは、単なる低燃費車を作るのではなく、ベントレー最大の魅力である「大柄なボディを余裕あるパワーで走らせる」ことはスポイルせずに、CO2排出量の低いスーパー・スポーツカーを作ると宣言している点にある。

現行エンジンは軽量化と15%もの効率アップをはかり、近い将来、CO2排出量を40%低めたエンジンを発表する。さらに、今年3月にはバイオエタノール混合燃料に対応し、かつ最高出力を630psまで高めた「コンチネンタル・スーパースポーツ」を発表し、近々、市場に送り出す予定もある。

私自身、環境派としてはエコカーの普及には賛成だが、一人のクルマ好きとしては優等生顔をしたハイブリッドばかりが幅を利かせる未来はつまらないとも思う。数多く普及するクルマはもっとエコ・コンシャスになるべきだが、ベントレーのような憧れの対象となるブランドが自動車本来の魅力を削がずにエコ・コンシャスになれるなら、次の世代にもクルマの楽しみを受け継げるに違いない。

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