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日産が名車「キューブ」を20台限定で再販? 「ラシーン」は?? 中古車の世界が変わるかも!

悲報。名車「ラシーン」は復刻が難しい理由とは?

4年前まで新車販売されていた“ちょっと古いキューブ”のプチレストア中古車が新車の軽自動車のターボグレード並み…と考えると、新車の軽やコンパクトカーを選ぶ人のほうが多そうですが、昨今は古いクルマにライフスタイル視点で乗るユーザーも、若者を中心にジリジリと増えている模様です。

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ヘッドライトが黄ばんだり、内外装の傷や色褪せが目立ったり、窓のゴムが白っぽく劣化したり等々、今まで見て見ぬふりをしていた中古車ならではのネガが純正の新品にリフレッシュされ、機械部分の動作もメーカーレベル(販売店)の保証がつくというのは、今までは望めなかっただけに、画期的なのは間違いありません。

今回は奈良日産の販売のみの、あくまでトライアルとして位置づけられていますが、日産本体として、本格的な事業化も検討したいと考えているとのことで、先代の「エクストレイル」や「セレナ」も検討されているんだそうです。

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編集的にはぜひ「ラシーン」(1994~2000年)もラインアップに加えていただきたいと思ったのですが、樹脂パーツやライト類などの交換を考えると、新品パーツが入手できる10年以内のモデルというのがビジネスの目安になりそうとのこと。

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いわゆる数十年モノの旧車や、さらに古いヒストリックカーともなると、交換パーツなどの在庫は望めず、劣化の早い樹脂パーツに代表されるように、3Dプリンターなどを駆使したコストや手間のかかる復刻生産が必要になります。

日産は「GT-R」向けの本格的なヘリテージパーツを販売中ですが、ラシーンのような庶民派モデルが手軽にリフレッシュできる…という時代は永遠に来ないのかもしれません…。とはいえ、こうした企画が実現すること自体、SDGs的な時代の風を感じます。

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ちなみにキューブ レトロ リノベーションを取材&撮影した担当の印象としては、最上級メニューが施された個体だけに外観は確かに新品に近い完成度がありました。一方で内装についてはやや中古車感が残っている印象で、新車と同様にリフレッシュされていると感じられるかどうかは個人差もありそうです。20台はすぐ売り切れてしまいそうですが、検討中のユーザーさんは、可能であれば実車を一度確認しておくと安心かもしれません。

<終わり>

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