【軽じゃない】スズキ新型「カプチーノ」の実現度。大型化×1.3Lターボ搭載で海外展開も視野に?
掲載 carview! 文:モンキープロダクション 47
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そんなカプチーノですが、2023年ごろから一部の自動車雑誌や海外メディアが「スズキが新型カプチーノを開発している」と報じはじめました。
伝わっている情報をまとめると、ボディは軽規格ではなく、全長3895×全幅1695×全高1260mm、ホイールベース2410mmという5ナンバーサイズに拡大し、駆動方式については従来と同じくFRレイアウトですが、1.3L直列3気筒ガソリンターボエンジンを搭載する可能性が高いとされています。
かつて一世を風靡した軽=マイクロスポーツカーの復活は、多くの自動車ファンにとって夢のある話であることは間違いありません。
しかし、環境規制や開発コスト等の影響から、どうしても少量生産になるしかないスポーツカー市場を取り巻く環境は一段と厳しくなっていて、その実現のハードルが高いのも事実です。
特に“日本でしか販売できない”軽規格のスポーツカーの実現は困難を極め、今回の復活の噂も、海外展開が可能なコンパクトカーサイズになっている、という点があるからでしょう。
もっとも、次期カプチーノについて、それらしいコンセプトカーの発表やスズキから具体的な情報発信は、今のところ皆無といっていい状況です。ただ、かつてAZ-1を手がけたマツダは軽の自社開発から撤退していますし、このスポーツカー受難時代にロードスターより、さらに小さなスポーツカーをつくる余力はないように思えます。
また、ホンダはその後に軽スポーツの「S660」をつくりましたが、2022年3月に生産終了したばかり。となると、事実上、軽もしくはコンパクトカー専門メーカーにして、経営的にも安定しているスズキ、しかもミッドシップより現実的なFRレイアウトのマイクロスポーツカー復活に期待をかけたくなるのが、クルマ好きの心情かもしれません。
噂によれば、複数メーカーでプラットフォームを共有した共同開発という情報もあり、「カプチーノ」という車名ではない可能性もあるとのことで、具体像はまだ見えてきません。
今後のスズキの動向や、リーク情報に注目しつつ、約30年ぶりとなるであろう新たなカプチーノの登場に期待したいところです。
(終わり)
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