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パクリ時代は過去のもの。「上海モーターショー25」で見た日独の存在感喪失と中国車大躍進のリアル

パクリ時代は過去のもの。「上海モーターショー25」で見た日独の存在感喪失と中国車大躍進のリアル

上海モーターショー「ロボットタクシー」(写真:筆者提供)

中国市場の変化は驚くほど早い

今回の上海モーターショー取材で感じたのは、どんどんと新しいものを取り入れる、新陳代謝の早さです。新エネルギー車がトレンドとなれば、一斉に新エネルギー車ばかりになります。

デザインも同じように感じます。細い線のようなヘッドライトが流行なのでしょう。ほとんどのクルマが、同じような顔つきになっています。また、あちこちで最新技術を使った「自動運転レベル4」のロボットタクシーの展示も見ることができました。

宣伝方法も最新です。各ブースには、同じユニフォームを着たオフィシャルのインフルエンサーがたくさんいて、スマートフォンを相手に、動画配信を行っていました。昨年に行ったインドネシアでも同じ方法が採用されていました。新しいプロモーション手法が、さっそく導入されていたのです。

次々に新型車が登場して古いクルマが消えてゆく、というのが今の中国市場です。そのスピード感を生み出しているのが成長著しい中国の自動車メーカーです。

また、街を往くクルマを見れば、中国ブランドがユーザーに支持されていることも分かります。それに負けまいと、日本の自動車メーカーも“日本で作って持ってくる”ではなく、中国の自動車メーカーとの共同開発などを筆頭に、開発を中国に移す動きが進んでいます。

こうした結果、新エネルギー車に関しては中国市場の方が1世代も2世代も先に進んでいるように見えます。恐ろしいほど早く、そして激しくうねる大河のような市場です。

そんな中国市場という大河を、ぜひとも日本の自動車メーカーは、溺れることなく泳ぎ切ってほしいもの。そう強く思える取材となりました。

(終わり)

>>【リアル】上海モーターショーの様子を写真でチェックする

◎あわせて読みたい:
>>【次期CX-5にも影響ある?】「中国市場向けSUV「EZ-60」世界初公開 マツダの最新デザイン&技術を採用

(写真:鈴木ケンイチ、レクサス、日産、ホンダ)

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みんなのコメント

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  • 2025/5/08 10:08

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    まあ日本車も昔は外車の丸パクリデザインで、安かろう悪かろうだったからな。
    同じ道を辿ってきてる。
    昔とは違うのはシュミレーション技術が進化して、過去の経験の積み重ねを飛び越えれるようになってきたこと。
    日本が歩んできた速度より、はるかに速く進歩してきてるのが脅威。
  • 2025/5/08 09:55

    違反報告

    日本メーカーだって、未だにヤバイのがあるから、中国だからってパクリだの言えたもんじゃない。
  • 2025/5/08 13:47

    違反報告

    4月23日より開幕となった上海モーターショー   かつての「東京モーターショー」のようである。日本では、嘗てのような大規模なモーターショーは開催されなくなりどんどん衰退化の一途。中国に取って変わられた。

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