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ル・マン・クラシック 数億円がサイドバイサイド

ル・マン・クラシック 数億円がサイドバイサイド

■現存する最も古いSL [4/8]

1952年の第20回ル・マン24時間レースへ向けて、前年に開発がスタートしたW194は、耐久レースで勝つために何が必要かを徹底的に考え抜かれたマシンである。たとえばその流線型のボディワークはCd値0.25というエアロダイナミクスにより250~260km/hのトップスピードを実現したほか、アルミニウムを使用することで大幅な軽量化も達成している。ガルウイング・ドアも軽量化の結果生まれたものだ。また、ブレーキやトランスミッションのクーリングやタイヤ交換が素早くできることも考慮してデザインされている。さらには、燃料やクーラントの補充もボディパネルを外さずにできるようになっている。ヘッドライトやオルタネーターの耐久性も磨き上げられた。

今回サルテ・サーキットに登場したのは、このW194のシャシーナンバー2である。今年、SL誕生60周年を記念してシュトゥットガルト近郊のフェルバッハにあるメルセデス・ベンツ・クラシック・センターでレストアされたこのマシンは、当時メルセデス・ベンツのモータースポーツ活動を統括していたルドルフ・ウーレンハウト氏がデザインし、ハンドメイドで製作された最初の2台のプロトタイプのうちの1台である。シャシーナンバー1は、早々に解体されてしまったので、このシャシーナンバー2がSLの歴史における最も古い現存する個体ということになる。ちなみにこのマシンは、実際にレースには参戦していない。


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