サーキット仕様の「タイカン」がテスト中。夏休み返上のポルシェがEV最速バトルで“打倒シャオミ”を狙う

マンタイキットを搭載したポルシェ「タイカン ターボGT」「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

シャオミの記録を更新できるか？

タイカン ターボGTのヴァイザッハパッケージは、97kWhのバッテリーを搭載し、789psのデュアルモーター4WDを採用。さらにオーバーブーストとローンチコントロールにより、最大1034ps／最大トルク1240Nmを発揮します。

これにより0-100km/hを2.2秒で加速し、最高速度は305km/hに達する実力を持ちます。

マンタイ仕様では、この数値がさらに向上すると予想され、ニュルブルクリンクでのEVラップレコード更新も視野に入っていると考えられます。

そのターゲットは、すでに同コースで最速記録を樹立したXiaomi（シャオミ）「SU7 ウルトラ」。ポルシェとマンタイが手を組むことで、電動時代のサーキット最速争いは一層過熱しそうです。

（終わり）

（写真：APOLLO NEWS SERVICE、ポルシェ、シャオミ）