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ロールス・ロイス レイス試乗。単なる高級車と圧倒的に違うところは?

1340本の光ファイバーが演出する星空

そもそもの話を忘れていたが、クーペといってもこのモデルはデカい! だからこそ周囲に埋もれることのないオーラが出ているのだが、サイズは全長5280mm×全幅1945mm×全高1505mm。超がつくほどゆったりとした室内空間を確保できるこのサイズを、わずか4名のために仕上げたクーペがレイスだ。だからこそクーペと言っても後席も快適で居住には不自由がなく、ファストバック形状が頭上にゆとりも与える。唯一、乗り降りで前席を倒して身をかがめるのが不自由なだけだが、それを求めるなら4ドアセダンのゴーストを買えば良い。

乗り込むと、革やウッドなどを含めて最高級のモノが使われているのは言うまでもなく、価格は別として外装色同様に内装もオーナーの要求を叶えてくれるようだ。ちなみに試乗車のパネルは、ピアノ調のブラックに見えるだろうが、よく見ると木目が見えてお洒落度抜群。また見上げると天井には星空が輝いている。これはOPで142万6000円のスターライト・ヘッドライナーで、1340本の光ファイバーを丁寧に組み込み、星のようにひとつずつ明るさを調整している力作だ。

走り出す前から目で見て触れただけでその世界観に翻弄されていたが、ここからが真骨頂。まずはエンジン。その掛かり出しのスムーズなこと。時代の風潮として大きいエンジンは無駄で環境にも良くない悪者で、より小さいエンジンのほうが賢いとされているが、大きいエンジンには、小さいエンジンにはない相応の魅力があることをクルマ好きなら忘れてはならない。

最近では4リッターV8の直噴ターボエンジンでもこの6.6リッターV12エンジンに数値的には近い能力を発揮できる。しかし、静かに滑らかにエンジンが掛かり、そしてエンジンが回っているのか疑いたくなるアイドル回転振動は、V12エンジンでしか手に入らない。

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