ロールス・ロイス レイス試乗。単なる高級車と圧倒的に違うところは?
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:望月 浩彦
そもそもの話を忘れていたが、クーペといってもこのモデルはデカい! だからこそ周囲に埋もれることのないオーラが出ているのだが、サイズは全長5280mm×全幅1945mm×全高1505mm。超がつくほどゆったりとした室内空間を確保できるこのサイズを、わずか4名のために仕上げたクーペがレイスだ。だからこそクーペと言っても後席も快適で居住には不自由がなく、ファストバック形状が頭上にゆとりも与える。唯一、乗り降りで前席を倒して身をかがめるのが不自由なだけだが、それを求めるなら4ドアセダンのゴーストを買えば良い。
乗り込むと、革やウッドなどを含めて最高級のモノが使われているのは言うまでもなく、価格は別として外装色同様に内装もオーナーの要求を叶えてくれるようだ。ちなみに試乗車のパネルは、ピアノ調のブラックに見えるだろうが、よく見ると木目が見えてお洒落度抜群。また見上げると天井には星空が輝いている。これはOPで142万6000円のスターライト・ヘッドライナーで、1340本の光ファイバーを丁寧に組み込み、星のようにひとつずつ明るさを調整している力作だ。
走り出す前から目で見て触れただけでその世界観に翻弄されていたが、ここからが真骨頂。まずはエンジン。その掛かり出しのスムーズなこと。時代の風潮として大きいエンジンは無駄で環境にも良くない悪者で、より小さいエンジンのほうが賢いとされているが、大きいエンジンには、小さいエンジンにはない相応の魅力があることをクルマ好きなら忘れてはならない。
最近では4リッターV8の直噴ターボエンジンでもこの6.6リッターV12エンジンに数値的には近い能力を発揮できる。しかし、静かに滑らかにエンジンが掛かり、そしてエンジンが回っているのか疑いたくなるアイドル回転振動は、V12エンジンでしか手に入らない。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
懐かしのオープン軽トラ「バモスホンダ」を2台所有! 2年がかりでカタログと同じ仕様に仕上げたアンデスイエローの美車を紹介します
エクリプスクロスにディーゼル追加も1年で廃止!? PHEV追加で商品力爆増!! 定期的な改良で商品力をキープ
【MotoGP】ランキング首位好調マルティン、ライバルはやっぱりバニャイヤ? 「マルケスやアコスタもいる」と警戒
特別仕様車は限定8,000台! トヨタ「ランドクルーザー」、中核モデルの新型車「250」シリーズ発売
【ハーレー】6/1に横浜で開催される「BLUE SKY HEAVEN 2024」ライブステージの出演者を発表!
元世界チャンプ「北川圭一」氏がアナタにアドバイス!2024年度の「スズキ北川ライディングスクール」は4回開催!
ハンモックの最高傑作が上陸! 3秒設置で軽くて丈夫なポータブルハンモック「anymaka(エニーマカ)」【車に積みたいアウトドアアイテム】
マツダ、3列シートの新型SUV「CX-80」を世界初公開 日本は年内発売
レッドブル、オーストラリアGPの苦戦”再現回避”に自信? ペレス「僕たちはあそこで多くを学んだ」
スズキ、軽トラック「キャリイ」シリーズを一部仕様変更
ホンダ 新型「プレリュード」まもなく復活!? 次期型“流麗クーペ”は「デートカー」それとも「スポーツカー」? 歴代初の「タイプR」登場はあるのか
ホンダ『N-VAN』一部改良、急アクセル抑制機能を装備…アウトドアスタイルの特別仕様も
【迫力&洗練】モデリスタがランクル250を早速カスタム! 都会っぽい仕様、結構アリかも…!?
N-VANにアウトドア風「スタイルプラス ネイチャー」登場。商用バンのお洒落ホビー化が加速!
マツダの頂点3列SUV「CX-80」発表! 内装は期待を裏切らない高級感。ボディカラーは新色?
【待ってたぜ】トヨタ「ランドクルーザー250」発売! まずは限定8000台の特別仕様車から
ホンダがBEVで反転攻勢!! 中国で「烨シリーズ」を一挙3台公開…ってコレ全部何かに似てない?
【非常識にもほどがある!】アルファの新型「ミラノ」が「ジュニア」に改名でメーカーが怒りの声明を出したワケ
【どっちがイイ!?】人気急上昇中 ホンダ「WR-V」とトヨタ「ヤリスクロス」をガチンコ比較してみた
【レクサス乗り必見】新型「GX」試乗もある豪華キャンプ募集中。公式&公認カスタムも萌える!
【日本は遅れてるは勘違い】EVの元祖「リーフ」の次期型は待つ価値あり? 電池と航続距離は?