【劇的】新型ロードスター、CN燃料、恐怖のウェット、マツダとの激闘…メディア4耐は今年も皆んな笑顔になるレースだった!
掲載 carview! 文:編集部/写真:編集部 2
掲載 carview! 文:編集部/写真:編集部 2
9月21日、筑波サーキットにて「メディア4耐」こと「第35回 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」が開催され、carview!/みんカラチームも出場しました! 車両や燃料などが大きく変わる記念の年、ハラハラドキドキの展開となったレース当日の様子を、ワタクシ編集部の橋本隆志がレポートします!
まずメディア4耐とは、(公式によると)普段は取材する立場のメディア関係者が、レースへの参加を通じレースの魅力や楽しさを体感、情報発信することで、自動車文化の成熟へ寄与することを目的として行われる耐久レース。初代「ロードスター」が登場した1989年に始まり、今回で35回目を迎える大会です。
初めにお伝えしますと、この35年という長い歴史によって今回「最も長く続いている自動車のワンメイクレースシリーズ(英名:Longest running one-make automobile racing series)」としてギネス世界記録に認定されました!
35年もの間、バブル崩壊やリーマンショックなどの不況、東日本大震災や西日本豪雨などの災害、コロナ禍など、レースを続けるには多くの壁が立ち塞がる中、自動車メーカーの中では比較的小規模なマツダが、商業的には難しい「ロードスター」という小さなライトウェイトオープンスポーツを作り続け、そしてメーカーや主催者、メディアが一丸となってレースを続けてきたのです。筆者はcarview!/みんカラチームとして5回目の出場ですが、先人たちの苦労と努力には頭が上がりません。
どんな逆境でも多くの参加者を魅了し(参加台数はのべ820台!)レースを続けてこられたのは、ロードスターが持つ人馬一体の走りの楽しさに他なりません。それは言い換えると、初代NAロードスターのカタログに書かれた「だれもが、しあわせになる」というコンセプトを脈々と継承してきたからでしょう。
「レースって楽しい、走るって本当に楽しい」。実はワタクシ、現行ロードスター(ND型)を8年前に購入し、日々の買い物から旅行、たまのサーキット走行まで愛車をしばき倒していますが、屋根を開けハンドルを握るたびにこの想いを毎回噛み締めながらドライブしています。そして8年経っても全く飽きやしない(本当)。
(次ページに続く)
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