BMWがラグジュアリーに本腰。最上級SUVの新型X7と改良型7シリーズが日本上陸

話題の高速渋滞ハンズ・オフなどBMWの先進装備をひと通り搭載

日本に導入されるパワートレインはディーゼルとガソリンの2種類で、主流となるのがxDrive 35dに搭載される最高出力265ps、最大トルク620Nmを発生する3.0リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジン。もう1つが、トップグレードのX7 M50iに搭載される、最高出力530ps、最大トルク750Nmを発生する4.4リッターV型8気筒ツインターボガソリンエンジンです。組み合わされるトランスミッションはすべて8速ATで、駆動方式はAWDのみとなります。

ディーゼルエンジン搭載のxDrive 35dのグレードはシンプルで、標準グレードと、豪華装備の「デザイン・ピュア・エクセレンス」、スポーティな内外装となる「Mスポーツ」の3つとなります。

サスペンションには、路面状況を各ホイールのセンサーで感知し、必要に応じて上下それぞれ40mmの範囲で車高を自動調整する4輪アダプティブ・エア・サスペンションを採用。また、カメラで進行方向の路面状況を確認し、サスペンションに加えて、ダンパー調整やロール回避を最適化するエグゼクティブ・ドライブ・プロを採用し、乗り心地を向上させていると言います。

また、最新モデルらしく、X7 には新型3シリーズから導入された長距離、中距離、近距離をカバーする3眼カメラと、その映像を毎秒2兆5000億回という演算処理能力で解析する画像処理プロセッサーが搭載されていて、その結果、高速道路での渋滞時、一定の条件下でステアリングから手を離しても走行可能な「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援システム」が使用可能になっています。

他にも、35km/h以下での走行時に直近の50mの軌跡を記憶し、通った道を自動で後退可能な「リバース・アシスト」など、最新の運転支援システムが搭載されています。通れると思って細い路地に入ったけど、バックで戻るしかないといった状況で、フルサイズのSUVにとっては、ありがたい機能と言えるのではないでしょうか。

もちろん、「オーケー、BMW」と呼びかけて、各種操作ができるBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントも備わっていますので、お気に入りの呼び名を付けて操作が可能です。

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