GRスープラは内装も魅力的。コックピットや内装色を80系と一緒に解説【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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トヨタ GRスープラは、1978年の初代発売から変わらず愛され続けているスポーツカーです。洗練されたかっこいいフォルムはもちろん、プレミアム素材やカラーを使った内装も魅力があります。2002年には一度は生産終了となりましたが、2019年に復活販売したことから、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、GRスープラの内装色やコックピットの特徴、旧モデルである80系スープラの内装についても紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
走行性の高さはもちろんですが、内装でもレーシングな雰囲気を味わえるデザインとなっています。ここでは、GRスープラの機能性や室内空間、荷室容量について見てみましょう。
GRスープラは、スポーツカーならではのコックピット空間も特徴です。室内寸法は、長さ970×幅1,460×高さ1,060mmで、2シーター設計となっています。
インパネの形状は、水平で車両姿勢の変化がつかみやすく、見晴らしも抜群です。また、ドアトリムからコンソールのニーパッドまで、ドライバーを包み込むように設計しているため、安定感や安心感もあります。
オーナメントパネルはグレードによって異なり、RZとSZ-Rはカーボン、SZはダークシルバー塗装を採用しました。
GRスープラはメーターレイアウトにも特徴があります。高精細のTFTカラーモニターには、立体的なタコメーターを組み合わせました。円形のタコメーターの中にシフトタイミングインジケーターやレバーポジションなどの情報を集約することで、一眼構成のデザインとなっています。
また、RZとSZ-Rにはカラーヘッドアップディスプレイも標準搭載しています。車速やレーン表示、ルート案内などの情報をウインドシールドガラスに投影することで視線移動が少なく済み、快適な運転が可能です。
GRスープラのラゲージスペースは、最大部分の寸法で奥行き785mm、幅1,121mm、深さ387mmと実用性を備えた290Lのサイズとなっています。
ゴルフクラブのヘッド側を運転席と助手席の間に搭載すると、長さ9.5インチのゴルフバッグも収納可能です。また、電気式ラゲージオープナーを運転席ドアに設置し、トノボードをテールゲートと連動して跳ね上がる仕組みに設計し、使いやすさを向上しました。
室内空間には他にも、全車標準装備でセンターコンソールのカップホルダーや証明・キー付きのグローブボックスなど、快適に使える収納を採用しています。
GRスープラは、スポーツドライブを十分に楽しめる機能を搭載していることが特徴ですが、内装やシートが醸し出す雰囲気も魅力です。ここでは、GRスープラの内装デザインについて紹介します。
グレードによって異なる部分があるため、GRスープラの現行グレード「SZ」「SZ-R」「RZ」別に見てみましょう。
GRスープラに採用するシートは、ホールド性を追及したスポーツシートです。エントリーグレードである「SZ」は、運転席&助手席6ウェイのマニュアルスポーツシートを採用しています。
最上級グレードの「RZ」と上級グレード「SZ-R」には、運転席と助手席の8ウェイパワー・電動ランバーサポート・サイドサポート幅調整スポーツシート(運転席メモリー機能付)を採用しました。
腰を支えるランバーシートと幅を調節できるサイドサポートは、最適な運転姿勢を保てます。ホールド性能にこだわり、腰を中心に身体を保持する機能を追求したハイバック構造のシートです。
グレードごとにシートの素材や選択できるカラーにも違いがあります。(2023年7月時点の情報です)
SZ
シート表皮:ファブリック
内装カラー:ブラック
外装カラー:ホワイトメタリック、ブラックメタリック、プロミネンスレッド
SZ-R
シート表皮:アルカンターラと本革
内装カラー:ブラック
外装カラー:ホワイトメタリック、ブラックメタリック、プロミネンスレッド、ドーンブルーメタリック、ボルカニックアッシュグレーメタリック
RZ
シート表皮:アルカンターラと本革
内装カラー:イグニッションレッド
外装カラー:ホワイトメタリック、ブラックメタリック、プロミネンスレッド、ドーンブルーメタリック、ボルカニックアッシュグレーメタリック
【メーカーオプション】
シート表皮:本革
内装カラー:タン or ブラック
「SZ」と「SZ-R」はシンプルで購入感のあるブラックを基調とした内装ですが、「RZ」は標準でイグニッションレッドが採用されており、メーカーオプションによる変更も可能です。シートの素材も「SZ-R」と「RZ」は本革を採用し、より高級感のあるデザインに仕上げています。
個性的で高級感のある内装が特徴のGRスープラは、そのデザイン性の高さはもちろん、走行性能や安全性能、利便性の面でも魅力があります。
ここでは、GRスープラの最大の魅力である走行性能やスープラ専用の便利なサービス、安全性の高さについて見てみましょう。
GRスープラは、グレードによって搭載しているエンジンが異なります。
RZに搭載する「B58 直列6気筒エンジン」は、パワフルな加速と優れた効率性を高次元で融合させました。低回転域から高回転域まで、圧倒的なパワーとドライバーの意志に応えるダイレクトなレスポンスが特徴です。
SZとSZ-Rに搭載する「B48 直列4気筒エンジン」は、グレードでチューニングが異なります。SZ-Rは、最高出力190kW(258PS)の高いパフォーマンスを発揮し、コンパクトな軽量エンジンによってスポーツ走行を楽しめる設計です。
SZは、最高出力145kW(197PS)で街中から高速道路まで爽快なドライビングを楽しめます。
GRスープラには「Toyota Supra Connect」という便利なコネクティッドサービスもあります。リモートサービスでは、車から離れていても位置の確認やドアロック、ロック解除、パッシングライトなどの操作が可能です。
また、エマージェンシーコールを活用すれば、ドライバーの緊急事態にワンタッチ操作で専門のオペレーターに繋ぐこともできます。JAFの救援車両を手配するロードサイドアシストなどのサービスもあるため、安心してドライブを楽しめるでしょう。
GRスープラは、最先端の予防安全・衝突安全技術を搭載しています。全車標準装備のため、どのグレードでも高い安全性を実現しました。
衝突回避を支援して被害軽減に貢献する「プリクラッシュセーフティ」や、白線を認識して車線のはみ出しを防止する「レーンディパーチャーアラート」、車線変更での後方確認をアシストする「ブラインドスポットモニター」など、多くの便利な機能があります。
現行のGRスープラの先代である「80系」のスープラも、中古車市場で人気の高いモデルです。スポーツカーとしての高い走行性はもちろんですが、内装のデザインが現行モデルとは大幅に異なるため、80系ならではの魅力もあります。
そこでここでは、先代の80系の内装について見てみましょう。
スープラ80系の室内寸法は、長さ1,580×幅1,480×高さ1,065mmです。現行モデルは2シーターですが、80系は4シーターのため長さのあるフォルムとなっています。
運転席のコックピットは、ドライバーを包み込むようなデザインです。現行モデルよりも丸みがあり、スイッチ類はドライバーに向けて角度が付いているため、操作がしやすくなっています。
シートは、レーシングのノウハウを取り入れた本格的なフルバケットのレカロシートをRZに標準搭載、SZ-Rにメーカーオプションで用意されています。また、RZ-SとSZはファブリックスポーツシートを標準搭載し、メーカーオプションで本革のスポーツシートへの変更も可能です。
シートカラーは全グレードブラックで、高級感と上品さのあるデザインに仕上がっています。
GRスープラとスープラ80系の基本的な簡易スペックや、中古車相場を紹介します。
現行のGRスープラには3つのグレードがあり、乗車人数は2名ですが搭載するエンジンの違いから排気量や燃料消費率も異なります。
SZ
乗車人数(名):2
排気量(L):1.998
WLTCモード 燃料消費率(km/L):14.5
SZ-R
乗車人数(名):2
排気量(L):1.998
WLTCモード 燃料消費率(km/L):14.0
RZ
乗車人数(名):2
排気量(L):2.997
WLTCモード 燃料消費率(km/L):11.0~12.1
GRスープラの新車価格帯は499万5,000円~731万3,000円で、エントリーモデルでも約500万円の高級スポーツカーです。中古車相場は411万9,000円~1,280万円です。(2023年7月時点の情報です)
先代のスープラ80系のグレードは、全部で4つです。SZとSZ-Rは5速マニュアル、RZとRZ-Sは6速マニュアルでエンジンにツインターボを搭載しています。
SZ
乗車人数(名):4
排気量(L):2.997
10.15モード 燃料消費率(km/L):8.6~8.9
SZ-R
乗車人数(名):4
排気量(L):2.997
10.15モード 燃料消費率(km/L):8.7
RZ-S
乗車人数(名):4
排気量(L):2.997
10.15モード 燃料消費率(km/L):8.4~9.0
RZ
乗車人数(名):4
排気量(L):2.997
10.15モード 燃料消費率(km/L):9.0
中古車相場は329万円~1,980万円です。オプション付の車両やカスタマイズカーなどは比較的価格が高めですが、SZやSZ-Rであれば比較的お手頃価格で購入できるでしょう。
(2023年7月時点の情報です)
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