【おまいらはどっち?】CX-60 とCX-80で悩んだらどちらを選ぶべきか…違いは「3列目の有無」だけではなかった
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 104
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 104
まずはCX-80を買うべき理由から。
それはなんといっても「(SUVで)3列シートが欲しい」という人。そんな人は2列シートのCX-60ではなく3列シートを備えるCX-80の最大のターゲット層なのは言うまでもない。
ただ、「3列目は不要だからCX-80を選ぶ理由がない」とバッサリ切ってしまっていいかといえば決してそうではないのがクルマ選びの奥深さ。3列目を使わなくてもCX-80を選ぶべき理由はしっかりあるのだから。
それはたとえば、2列目の快適性を最大限に求める人。CX-80のロングホイールベース化による恩恵は3列目の存在だけでなく、2列目にも大きくもたらされている。それは前後席間距離の拡大だ。
CX-80の2列目(シートスライドが備わる)はCX-60よりも後方に取り付けられているから、そのぶん足元スペースが広がっているのである。だからゆったり座れる。
何を隠そうCX-60の後席足元は車体サイズを考えると広いとは言い難いのだが、CX-80(でシートスライドを後方にした状態)なら十分なゆとりを誰もが感じられるだろう。飛行機でいえば、CX-60は“エコノミー”、CX-80はビジネスクラスとまではいかないものの“プレミアムエコノミー”くらいの違いがある。
そのうえでCX-80の2列目の主力は、左右が独立したセパレートシートでリクライニング調整範囲が広いだけでなく、上級グレードになればヒーターに加えてベンチレーション(通風機能)や電動調整機能も組み込む上級仕立て。広さと合わせて、くつろいで座りたいならCX-60ではなくCX-80なのだ。たとえ3列目を使わないとしても。
また、荷物をたくさん積む人もCX-60ではなくCX-80を選ぶといい。たとえばキャンプに行くとか、ウインタースポーツに出かけるという人。なぜならば、CX-80のほうが2列目使用時のラゲッジルームが広いからだ。
CX-60の後席使用時のラゲッジスペース容量は570Lで、その際の床面の奥行き(荷室長)は約980mm(実測値)。ゴルフバッグや67Lサイズのスーツケースは4個積める。
ちなみに3列目を畳んだ状態のCX-80は687Lで奥行き約1200mmと明確に広い。たとえ3列目が必要ないとしても、荷物をたくさん積みたいならば選ぶべきはCX-80なのだ。
(次のページに続く)
\あわせて読みたい/
>>【なにかと話題】クルマ好きをざわつかせるマツダ「CX-80」のベストバイグレードは?ニーズ別に考察した結果はこれだ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
フォーミュラEの第12シーズンが開幕……しかしいきなり完走わずか13台の大乱戦に。デニスがポール・トゥ・ウイン|フォーミュラEサンパウロE-Prix
“空飛ぶ女将”がもてなす「一茶のこみち美湯の宿」【心を満たす温泉宿24選】
【F1アブダビGP予選の要点】Q2でのタイヤ選択が明暗分けたか。選手権首位ノリスの懸念事項
世紀の大逆転&5連覇なるか? フェルスタッペンが最終戦でポールを確保。角田裕毅はQ3進出で意地見せる|F1アブダビGP予選レポート
フェルスタッペン、逆転王座に望みを繋ぐPP獲得。ノリスがフロントロウに並ぶ【予選レポート/F1アブダビGP】
F1アブダビGP予選速報|逆転王座へ! フェルスタッペンがポール獲得。ノリス2番手、ピアストリ3番手……角田裕毅、執念のQ3進出10番手
ゴルフカートにつける後付けクーラーだって!? 馬力アップで風量2倍! 三笠製作所が「OASISプラス」を開発! シートヒーターもあるぞ!!
岩佐歩夢「クルマに乗っていたら気が付かなかったこと」を学んだ充実した1年。FP1は“ローソン想定”で走行/F1インタビュー
【追記】レッドブル育成のリンドブラッドが今季3勝目。カンポスがチームタイトル争いに望みを繋ぐ/FIA F2第14戦レース1
F1デビュー決定のリンドブラッドが今季スプリントレース2勝目。F2デビュー2戦目のツォロフが非凡な走りで3位。宮田莉朋は14位|FIA F2ヤス・マリーナ スプリントレース
2025年も熱い戦いを繰り広げたSUPER GT……トヨタ&レクサスのGT500マシンヒストリー
価格1200万円オーバーも! 芸術性が高いコラボ時計3選──ウブロ、ピアジェ、ブルガリ
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
ソニー・ホンダモビリティが「アフィーラ1」の量産型を1月のCESで公開。さらに新たなコンセプトモデルも予告へ
【正体が判明】謎のレクサス版スポーツモデルは「LFA コンセプト」だった。BEVでも“走りの魂”を継ぐ次世代フラッグシップがついに姿を現した
【市販化なるか】“ランクル75周年”に向けて浮かび上がるトヨタ「ランドクルーザー Se」のこれからの動向
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!