【買うならディーゼル】人気の「ランドクルーザー250」購入者の不満はエンジンに集中。購入前にしっかり吟味を
掲載 carview! 文:編集部 239
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一方でネガティブな評価が多いのは燃費。特に2.7リッター直4ガソリン車はカタログスペック7.5km/L(WLTCモード)のところ、実際には「令和の時代に5km/L台はしびれる」「燃費極悪」などと、燃費への不満を強く訴えるユーザーも目に付く。
確かにランクル250のガソリン車は、エンジンのみならず6速ATも基本的に旧型からのキャリーオーバーで、パワートレーンのスペックは163ps/246Nmと2240kgの車重に対しては控えめ。そのため、ついついアクセルペダルを深く踏み込んでしまうことも燃費の悪化につながるのだろう。
また、燃費の悪さと表裏一体だが、ガソリン車があまりに遅いという評価も目に付く。「ターボを付けてほしい」「わかっていたことだが、ガソリンは力不足」「ATのシフトショックが大きい」といった記述もあった。
合流に躊躇するレベルと訴えるオーナーもいるから、いま加速力のあるクルマに乗っている場合は、買い替えの前に試乗での確認が必須かもしれない。
パワーが必須と考える検討層であれば、やはり今後導入が公式に予告されている2.4lターボハイブリッド搭載モデルを待つべきかもしれない。ただしこちらは価格も導入時期もまだ見えない状況で、発売されれば人気殺到で納期も読めないという可能性も高そうだ。
最後に、先代から100万円以上アップした価格については、意外にも不満を述べるオーナーが少ない。ここについては色々な解釈ができそうだが、そもそも500万円台半ばからのランクル250を値引きもほぼない状態で買える環境の人だけが今オーナーになっているはずなので、寛大な人が多いようだ。
ということで、デザインや運転感覚には高評価続出のランクル250。ただしパワートレーンの選択には慎重になるのが正解のようだ。
>>【傑作! の高評価続出】ランドクルーザー250の内外装デザインをギャラリーで見る
(終わり)
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