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ハイブリッド化で前期型の弱点をほぼ克服したスバルXVのお勧めグレードは?

ツーリングアシストで長距離移動の快適性が向上

2. アイサイトの違いについて

前期型スバルXVが採用したアイサイトは「ver.3」というやつだったが、マイナーチェンジ版では俗にver.3.5とも呼ばれる「アイサイトツーリングアシスト」に変更された。

これがまた非常にうらやましい改変である。

アイサイトツーリングアシスト(以下、TA)に関する詳細は各所ですでに述べられまくっているため、今さら筆者が詳しいスペックをご紹介するまでもないだろう。とにかくver.3のユーザーとしてTAに対して感じたのは、「ver.3は“割と頻繁に車線を見失う”という感じだが、TAでは“たまに車線を見失う”という感じに変わっている」ということだった。

アダプティブ・クルーズ・コントロールの作動上限速度がver.3の114km/hから135km/h(実測120km/h)に引き上げられた点とあわせ、スバルXVの「快適なロングツアラー」としての資質は数次元上がったと、悔しいが断じざるを得ない。

3. X-MODEの改良について

従来型では1モード制だったX-MODE(悪路からのスムーズな脱出を支援する機構)が「SNOW・DIRT」と「DEEP SNOW・MUD」の2モードタイプになったわけだが、ここに関しては試していないため不詳とする。

4. LEDヘッドランプとリア・コンビランプの仕様変更について

ここについては「まぁどっちでもいいかな?」という感じだ。

5. その他のこまごました改良点について

その他、内装のあしらいや衝突検知アンロック機能などもいろいろ追加されたり変更されたりしているわけだが、それらについては「確かに後期型のほうがいいのは間違いないが、悔しくなるほどの改変ではない」というのが正直なところであった。

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