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M3セダン/M4クーペ、直6ターボを富士SWで味わう

いよいよ全開走行。その印象は……

いよいよ全開走行に入る。ピットロード・エンドからアクセルを踏み込んでいくと怒濤の加速にまずは圧倒されたが、最初のコーナーでブレーキを踏みつけるとオプションのカーボンセラミック・ブレーキが十分なストッピングパワーを備え、コントロール性も高いことを確認して一安心。これなら思い切って踏んでいける。

感動的なのはやはり直6エンジンの精密機械のような回転フィール。どの回転域からでも尋常じゃない図太いトルクがあるのは間違いなくターボの証拠だが、吹け上がり方は自然で回転上昇とともにリニアにパワーが増していく。とはいえ、トップエンド付近はV8 NAとまったく同じというわけにはいかない。低いギアではあっと言う間に7600rpmのレブリミットに達するので気にならないが、富士スピードウェイのホームストレートは4速、5速でも引っ張り切れ、そのときはさすがに最高出力発生回転数の7300rpm以上で頭打ち感があった。

まだ新車なのでもう少し走り込めば軽くなるかもしれないが、現状では高いギアはちょっと早めにシフトアップしたくなる。また、レスポンスもターボとしては驚異的だが磨き抜かれたNAほどではない。サウンドの迫力は十分だったが、アクティブ・サウンド・デザインなるものによってスピーカーからも聴かせているそうで、ほんの少し人工感はあった。DCTはあいかわらずダイレクトで素早いシフトが可能。今回はドライとウエットの両方を走れたのだが、低ミューのコーナーでシフトスピードを最短に設定するとリアタイヤがむずむずとすることがあり、ちょっと怖いことも。ウエットでは1段階遅めを選ぶのがいいかもしれない。

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