次期アウディA4、大きく変わるスタイルと走り

次期アウディA4、大きく変わるスタイルと走り

グッとスポーティに進化するため計画を変更 [2/3]

「B9」という社内開発コードで呼ばれる次期A4は、「MLB Evo」と呼ばれている次世代のMLBプラットフォーム（エンジン縦置きモデル用モジュラー・プラットフォーム）を採用する。ボディサイズは現行モデルから大きく変わらないものの、そのデザインはグッとスポーティに進化する模様である。

実際、今回撮影に成功したセダンのプロトタイプを見ても、車両全体に施されたカモフラージュの下から、フラッグシップスポーツのR8を彷彿とさせるフロントマスクや、クーペライクなルーフラインを持つキャビン形状、力強く踏ん張ったリアビューなど、現行モデルから大きく変化している様子がうかがえる。インテリアには、新型TTクーペで注目を集めた大型ディスプレイによるバーチャル・コクピットが採用される見通しだ。

アウディは当初、2014年末に新型A4を発表する計画だったと言われている。しかし、よりスポーティなデザインへ見直すために、予定が延期されたのだという。それだけ次期A4のデザインには相当力が入っていると見ていいだろう。