レガシィS402ワゴン試乗 これぞ、究極のスバル!
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:齋藤 正
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:齋藤 正
S402は、先代モデル末期の2002年に送りだされた前作「S401」の後継モデルにあたる。S401が登場した翌年の2003年にレガシィが現行型にフルモデルチェンジしてから、常に次期Sシリーズの登場が期待され、噂されてきた。そんな待望のモデルが今、ついに登場したわけだ。しかも今回はあの辰巳英治氏の手によるチューニングで、である。
今回のS402では「究極のグランドツーリングカー」をコンセプトに据えて開発が進められてきた。久しぶりにSの名が冠されるモデルだけあって、ノーマルからの変更点は多く、変更の度合いも大きい。
エクステリアでは専用サイズのタイヤ&アルミホイールを収めるべく、片側で15mm拡幅した上に新たにエアアウトレットを設けた専用のフロントフェンダーを与えた。パネルを新たに作るのは高コストだが、それをあえて行う辺りにこのモデルに対する意気込みがある。またフロント回りは高速域でダウンフォースを生み、直進安定性/操縦安定性に寄与する専用カーボン製フロントアンダースカート+ラバー製スカートリップを装着した。タイヤは専用チューニングとなるブリヂストンのポテンザRE050Aでサイズは235/40R18となり、これを専用のBBS製・鍛造ホイール18×8JJに履かせている。これにより2.0GTスペックBに対し、タイヤ1本辺り1kgの軽量化が図られている。
インテリアでは専用形状のセミアニリン仕上げ本革シートを採用した。座面を30mm延長した上で専用チューニングした低反発ウレタンを採用するなど、細かい部分も丁寧に手を入れた。この他260kmスケールのSTIロゴ入りメーターや専用トリムパネル、STIロゴ入りステアリングパッド、シフトノブ、サイドシルプレートなどが与えられている。しかしS402のハイライトは何といっても辰巳氏こだわりのメカニズムだろう。あらゆる部分にしっかり手が入っているのだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
7/25申込締切 モビリティ・ロードマップ2024(自動運転法制を中心に)とモビリティDX戦略
自動車保険料3年連続の引き上げ、2026年以降平均5.7%上げへ[新聞ウォッチ]
「クルマの空調」使い方間違えると「燃費悪化」も!? 「謎の“A/Cボタン”」何のため? カーエアコンの「正しい使い方」とは
ドライブレコーダーを付けたからと言って安心はできない!? 事故にあった際の正しい操作方法とは
一年中快適に楽しめるオープンモデル!メルセデス・ベンツ、高い走行性と安全性を併せ持つ「CLEカブリオレ」を発売
伝統と革新が融合したスポーツモデル!ダイナミックな外観や新世代ISGを引っ提げ、「メルセデスAMG CLE 53クーペ」発売!
今季10戦目にしてなんと5回目の11位……ヒュルケンベルグ抜群の安定感も”入賞圏外”に落胆「新しいポイントシステムが必要だ」
オートバックスセブン、林野庁と協定締結 店舗での国産木材使用を拡大
そういえば滑りづらくなった!? 首都高の二輪車安全対策「フィンガージョイントすべり止め」「カーブ部のカラー舗装延伸」とは?
日産が新型「軽“ワゴン”」発表! ホンダ「N-BOX」対抗の「超背高モデル」! 超スゴイ“ピンク”も追加の「新ルークス」に販売店でも反響あり
「ChatGPT」車載化、VWがゴルフやティグアンにオプション設定…欧州仕様
アクセルを戻せば減速する……のはわかる! でも説明しろと言われると悩むエンジンブレーキの「仕組み」とは
日産の新型3列SUV「インフィニティQX80」が米で7月発売決定。打倒レクサスLXとして日本導入ある?
本当にスポーツタイヤ!? グッドイヤーの新作「アシンメトリック6」は静かで軽い“摩訶不思議”な万能選手だった
続々PHEV化で完成するレンジローバーの唯一無二の世界観。その裏で過激なV8モデルも準備中!?
【本日発売】BYD「シール」は乗るとどう? 中華高級EVのガジェット感とコスパは日本で通用する?
アメリカ人がマツダ車を“発見”した? 「CX-70」ほか軒並みセールス絶好調の背景とは
もう待ちきれん! 新型「フォレスター」いつになったら発売される? eボクサーはどうなる?
サンクをアルピーヌが魔改造!? A110譲りのハンドリングのホットハッチ「A290」発表。日本導入は?
次期型の行方にヤキモキするファンも注目、幹部が断言する「半端な新型GT-Rは作らない」の中身
【230万円】一長一短ありますが…インプレッサの最安グレード「ST」はアリかナシか?