レガシィS402ワゴン試乗 これぞ、究極のスバル!
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:齋藤 正
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S402は仕様の開発・決定においてスバルのテストコースを始め、北海道テストコースでの冬期雪上試験、ニュルブルックリンク・ノルドシェライフェでの走行テストなど、まさにメーカーと同じかそれ以上といえる内容の性能確認を行った。つまり見た目、中身、走りにこだわり、さらに性能確認まで徹底し、自動車メーカーが送りだすクルマと変わらぬスタンスによる開発が行われたわけだ。
実際に走らせると2.5リッターのフラット4ターボは、2.0リッターターボにはない低速でのドライバビリティの高さを約束し、実に滑らかで気持ちよい加速を生みだす。一方シャシーにおいては「tuned by STI」よりもさらにリアの安定感の高いハンドリングを提供しつつ、滑らかながらシャープなステアリングフィールや心地よいフラットライドで、さらに上質かつスポーツ・マインドに溢れた乗り味走り味を提供してくれるのだ。そうして「tuned by STI」を走らせた時以上の感動、を覚えるのである。クルマとはマイスターの調律によってここまで変わるのか?という風に。
辰巳氏はいつも欧州のスポーツセダンに敬意を評し「ウチのクルマはまだまだ」と言う。だが同時に常に「絶対に追いついて超えます」と言って自身の手がけるクルマの走りを磨き上げているのだ。そこに辰巳氏が今回、このS402でやりたかったことがある。目指したのは、メルセデス・ベンツやBMWといった欧州の名門に並び、言葉にせずとも心の中ではそれらを越えること。それは現行レガシィの持つポテンシャルを、文字通り“最大限に”引き出すことを意味する。つまり辰巳氏はこう考えている。STIとはBMWの「M」やメルセデスの「AMG」にあたるブランドであり、そのブランドから生み出されるS402は“究極のスバル”なのだと。
402台という限定で発売されたS402は、発表からわずか2ヶ月を過ぎた時点で残り僅少となっている。マイスターの心が込められたS402という「作品」に触れたい向きは、何はなくとも販売店へ駆け込むべきだ。
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