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2台のアストン、フルカーボンオープン&最速

ヴァンテージが「S」に進化…V12ヴァンテージS

試乗日の2日目、キャンピングカーのエアストリームのなかで目覚めると、表には鮮やかなパステルカラーを含む色とりどりのV12ヴァンテージSが砂漠のなかキャンプサイトの取り付け道路に並べられて、僕らを待っていた。そのなかの、パール系ホワイトのエクステリアにブルーのインテリアを組み合わせたクルマが、僕の試乗車だった。

V12ヴァンテージSは、これまでのV12ヴァンテージの進化型で、現行アストンで最もコンパクトなV8ヴァンテージのボディに、DB9やヴァンキッシュに搭載されているのと基本は同じ6リッターV12エンジンを積み込んだクルマである。

従来からあるV12ヴァンテージとのメカニズム上の違いは、エンジンのパワーが517psから573psにスープアップされ、同時にトルクも570Nmから620Nmに増強されたこと、トランスアクスル配置でリアに搭載されるトランスミッションが3ペダルの6段MTから、シングルクラッチの2ペダル電子制御7段MTに変更されたこと、それにサスペンションのダンパーが3段階のステージを持つ電子制御式に進化したことの3点が、主なものだ。

その結果、V8ヴァンテージをベースにしたGT4、GT3、GTEなどのサーキットにおける経験が盛り込まれたという硬派に、0-100km/h加速3.9秒、最高速330km/hという、アストンマーティンのシリーズ生産車のなかで過去最速のパフォーマンスを与えている。

それにともなって、エクステリアにも手が入れられた。ヴァンテージボディの基本は従来型と変わらないが、ボンネットのエア抜き部分が拡大され、しかもそこに施されたグリルがカーボンファイバーもしくはチタニウムシルバーを駆使したものになって、ボディとのアクセントがより鮮烈になると同時に、一段とモダンな印象を与えるようになった。

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