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NISMO仕様と同じ足を持つノート e-POWER モード・プレミアに試乗

NISMO仕様と同じ足を持つノート e-POWER モード・プレミアに試乗

ノート e-POWER X モード・プレミア

NISMO仕様と同じツーリングパッケージを装着

モード・プレミアはすでにSUVのエクストレイルにも設定されている特別仕様だが、日産車のカスタマイズで知られるオーテックが手掛け、内外装などを特別に仕立てたハイセンスなモデル。目の前に佇むノート e-POWER モード・プレミアの姿に目を向けると、スッキリとしたフロントフェイスがじつに上品な印象だ。

エクステリアに艶めきを与えているのは専用のフロントグリルと前後のバンパー下部にあしらったメタル調のアクセント。フロントグリルに散りばめられた粒状のメタルに目を凝らすと、宝石のような多面体のカットが施されていて、細部まで細やかに作り込まれていることが伺える。

それに、試乗車のガーネットレッドと名付けられたボディカラーとメタルのコーディネートは相性が抜群。まるでよそ行きの服とルージュで決め込んだ時みたいに、乗り手の顔色をパッと華やいで見せてくれるあたりは、女性を引き立ててくれそうだ。前後のバンパー下部にあしらわれたメタル調のパーツは、フロントグリル下部の縁取り、ドアのアウターハンドル、ドアミラーと同色の処理。鈍い光を放つテクスチャーはどこか温かみを感じさせる。クロームメッキの鋭さとは対極にある奥ゆかしさがクルマ全体を上質な雰囲気に導いているのだろう。

足元は切削光輝加工を施した専用の15インチアルミホイールが標準装備だが、今回の試乗車にはモード・プレミアにオプション設定されている「ツーリングパッケージ」が装着されている。16インチにインチアップしたアルミホイールにあわせて、NISMO仕様と同様のサスペンションや電動パワステの専用チューニング、ボディ補強などが施されているが、モード・プレミアとしてのイメージは崩しておらず、スタイリッシュにまとめ上げられている。

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