ホンダのコンパクトカーが人気の理由とは?最新ラインナップと評価も紹介【購入ガイド】
掲載 carview!
掲載 carview!
普段車を運転する際に、狭い路地や住宅街を通るという方は多いのではないでしょうか。駐車場が狭い場所も多々あります。そのような道路事情にマッチしているのは、コンパクトカーです。ホンダをはじめ、多くの自動車メーカーが販売しています。
コンパクトカーは、エンジンパワーと燃費性能など車種により特徴が異なるため、購入前には比較検討することが大切です。この記事では、ホンダのコンパクトカーについて特徴やオーナーレビューをご紹介します。
目次

運転しやすいボディサイズが魅力のコンパクトカーは、国内外問わず多くの自動車メーカーが販売しています。最近はハイブリッドモデルや電気自動車など、選択肢が広がりました。ホンダはモノづくりにかける強い思いのもと、魅力あるコンパクトカーを開発しています。ホンダ車の魅力に迫ってみましょう。
ホンダは2022年9月現在、3種類のコンパクトカーを販売しています。下記表を参照してください。3車種それぞれの特徴やオーナー評価については、後ほど解説します。
| 車種 | エンジン | 乗車人数 |
|---|---|---|
| FIT(フィット) | ハイブリッド/ガソリン | 5名 |
| SHUTTLE(シャトル) | ハイブリッド/ガソリン | 5名 |
| HONDA e(ホンダ イー) | 電気自動車 | 4名 |
コンパクトカーという語はよく耳にしますが、明確に決まった定義はありません。ハッチバックと呼ばれることもあります。基本的に5ナンバーサイズで、座席とラゲッジスペースに仕切りがない車両形状です。
排気量は1,500cc以下に抑えられているケースが多くあります。乗車人数は、4~5人乗りが一般的です。取り回しがしやすく、維持費もそれほどかからないというメリットがあります。
コンパクトカーの購入を検討している人は、軽自動車と比較するケースが多いといわれています。4人以上で車に乗る機会やロングドライブをする機会が多い場合は、軽自動車よりも排気量が大きく、快適な乗り心地を味わえるコンパクトカーのほうがおすすめです。
コンパクトカーのほうが軽自動車よりはボディ剛性が高く、充実した最新予防安全性能が搭載されているケースが多くあります。安全面を重視したい方におすすめです。

世界でも名が知れている自動車メーカーのホンダは、長年にわたり独創性のある車を数多く開発してきました。コンパクトカーにも、ホンダ独自のモノづくりに対するこだわりが詰まっていることが特徴です。人気の理由についてご紹介します。
ホンダは事故ゼロを目指し、未然に事故を予防できるような安全運転支援システム Honda SENSINGを開発してきました。コンパクトカー全車種に装備されています。
代表的な機能には、衝突軽減ブレーキ(CMBS)・前/後方誤発進抑制機能・歩行者事故低減ステアリング・トラフィックジャムアシストなどがあり、全部で17種類ほどです。現在でも誰もが自由な移動の喜びを楽しめるようにと、さらに開発が進められています。
ホンダのコンパクトカーである歴代フィットは、グッドデザイン賞や日本カーデザイン大賞・日本自動車殿堂イヤー賞など、数々の賞を受賞してきました。モデルチェンジごとにエクステリアデザインに改良が加えられているものの、ホンダ独自の印象的なラインやヘッドライト形状は特徴的です。
外観だけでなくインテリアや骨格に至るまでこだわり、考え抜かれたデザインが採用されています。
ホンダのコンパクトカーは全部で3種類ですが、ガソリンモデルだけでなくハイブリッドモデルや電気自動車も選べます。昨今、世界中で環境問題に対する関心が高まってきました。できるだけ二酸化炭素の排出を少なくし、燃費性能に優れたモデルに人気が集まっています。

現行モデルのコンパクトカー3車種は、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。車購入の際は、車種ごとの特徴を把握して比較検討してみることが大切です。自分が求める条件にできるだけ近い車を選ぶなら、後悔せずに済みます。実際に乗っているオーナーの評価も参考にしてみましょう。

2001年に誕生したフィットは好調な販売台数を記録し、翌年2002年には33年間販売ランキング1位だったトヨタ カローラの記録を破りました。2020年2月にフルモデルチェンジされた4代目が現行モデルです。車で移動する際にリラックスや癒しを求める人々のニーズを考慮し、心地良さを追求したモデルとなっています。
carview!のユーザーレビューでは、『大人4人が快適に乗れる(特に後席の居住性が良い)。乗り心地が良い。燃費が良い。取り回しが良い。』と高評価されていました。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 車体寸法(全長×全幅×全高:mm) | 3,995~4,090×1,695~1,725×1,515~1,570 |
| 排気量(L) | 1.317~1.496 |
| WLTCモード燃費(km/L) | 17.0~29.4 |
| 新車価格(税込) | 155万7,600円~286万6,600円 |
(2022年9月22日時点)

シャトルはフィットをベースとしたひと回り大きなボディサイズの車です。ラゲッジスペースの広さが魅力で、シートアレンジにより大きな荷物であってもさほど心配なく載せられます。積み下ろしがしやすい開口高に設計されており、荷物を乗せる機会が多い人におすすめです。
carview!のユーザーレビューにも『リアゲートの開口部に段差がないので、荷物の積み下ろしにストレスがない。』との声があります。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 車体寸法(全長×全幅×全高:mm) | 4,440×1,695×1,545~1,570 |
| 排気量(L) | 1.496 |
| WLTCモード燃費(km/L) | 17.2~25.2 |
| 新車価格(税込) | 180万8,400円~277万2,000円 |
(2022年9月22日時点)

ホンダの技術とこだわりを詰め込んだ電気自動車Honda eは、2020年10月にデビューしました。専用に開発されたリアドライブ電動パワートレインを搭載し、アクセルを踏み込んだ瞬間から最大トルクを生み出す優れた走行性能が特徴です。
駆動方式はRR(リアモーター/リアドライブ)のため、小回りが利き、狭い路地でも安心して運転できます。機能性だけでなく、パートナーのような親しみやすいデザインも魅力です。
carview!には『一般道はパワー感、操作性、扱いやすさともに満点。静粛性、振動は電気自動車ならではのものを持っています。』というユーザーレビューが寄せられています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 車体寸法(全長×全幅×全高:mm) | 3,895×1,750×1,510 |
| 排気量(L) | ‐ |
| WLTCモード航続距離(km) | 138 |
| 新車価格(税込) | 495万円 |
(2022年9月22日時点)

ホンダはこれまでもコンパクトカーを発売し、時代のニーズに合わせてモデルチェンジを施してきました。歴代のコンパクトカーからおすすめ3車種をご紹介します。それぞれに良さがあるため、気になる方は中古車市場をチェックしてみましょう。

現行モデルシャトルは、2011年初代モデルはフィットシャトルという車名で販売されていました。大容量ラゲッジスペースや大開口テールゲートなど、現行モデルシャトルにつながる設計となっています。5ナンバーサイズで、ワゴンスタイルのコンパクトカーです。
carview!のユーザーレビューには『ワンタッチでフルフラットになるリアシートのおかげもあり、想像以上に荷物が積めます。』という参考になる評価があります。2022年9月時点の中古車相場は、22万8,000円~91万7,000円です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 車体寸法(全長×全幅×全高:mm) | 4,410×1,695×1,540 |
| 排気量(L) | 1.339 |
| JC08モード燃費(km/L) | 25.0~26.0 |
(2022年9月22日時点)

2005年誕生の初代エアウェイブは5ナンバーサイズのステーションワゴンタイプで、短いボンネットとセンタータンクレイアウト採用が特徴となっています。自発光式独立5眼メーターを備えた室内空間は、ゆとりのある設計です。
carview!のユーザーレビューでは、満足している点として『燃費と積載量の良さ。丸みを帯びたセクシーなリヤビュー。』が挙げられています。2022年9月時点の中古車相場は、13万円~69.9万円です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 車体寸法(全長×全幅×全高:mm) | 4,350×1,695×1,505~1,530 |
| 排気量(L) | 1.496 |
| 10.15モード燃費(km/L) | 17.0~18.0 |
(2022年9月22日時点)

ホンダのコンパクトカーラインナップで有名なフィットは2001年デビュー以降、世界最高水準の低燃費性能や室内空間の広さで注目され続けています。2013年にフルモデルチェンジした3代目は、パワートレインやデザインを一新したおかげで、人気に拍車がかかりました。ホンダ独自の充実した安全性能が搭載されていることも魅力です。
carview!には『誰が運転しても乗りやすく、前後どこのシートに乗っても不満の出ないオールマイティカーです。』とのユーザーレビューがあります。2022年9月時点の中古車相場は、29万8,000円~247万1,000円です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 車体寸法(全長×全幅×全高:mm) | 3,955×1,695×1,525~1,550 |
| 排気量(L) | 1,317~1.496 |
| JC08モード燃費(km/L) | 19.0~36.4 |
(2022年9月22日時点)

現行モデル以外のホンダ コンパクトカーが気になる場合は、中古車市場をチェックしてみましょう。一台ずつ車両状態が異なる中古車は、タイミングが合えば、高年式で走行距離が少ない良質な車を見つけることが可能です。少しでも安く購入するために覚えておきたいポイントをご紹介します。
車を購入する際、自動車ローンを利用する人は多いのではないでしょうか。自動車ローンには、いくつか種類があります。低金利かつ好条件の自動車ローンを選択することにより、お得な車購入が可能です。
一般的に金利が低いのは銀行系ローンといわれています。低金利ゆえに審査が厳しいことがデメリットとして挙げられることが多いものの、口座を保有している銀行であれば有利な条件で契約できるケースも少なくありません。
車は年式や走行距離などの条件に加えて、価格が下がるタイミングがあります。ディーラーが販売台数を伸ばしたいとされる3月や9月の決算期には、新車が売れる時期です。新車購入による買い替えに伴い、中古車市場には多くの在庫が流通します。
在庫が多くなるにつれ、販売価格が下がる傾向です。加えて、比較的お得な車が出たり、選択肢が増えたりするタイミングでもあります。
大抵の自動車メーカーは、一定期間ごとにモデルチェンジを行うことが一般的です。デザインやパワートレインが一新されるフルモデルチェンジ時期には、新型モデルへ買い替える人が増加します。
買い替えにより、現行モデルだったものが旧型モデルとして中古車市場へ流通するという流れです。在庫も豊富になり、販売価格が下がることを期待できます。気になる車は、自動車メーカーの公式サイトなどでモデルチェンジ情報をチェックしましょう。

車を購入する際には使用用途やパワートレインの種類、ボディサイズなどを考慮しましょう。取り回しがしやすいコンパクトカーは、安定した人気を誇っています。
ホンダのコンパクトカーは、優れたホンダ独自の安全性能や燃費性能が魅力です。環境に優しい電気自動車のコンパクトカーも仲間入りしています。それぞれの特徴と自分の好みや条件を照らし合わせて検討してみましょう。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「これ以上引き出せるものはほとんどなかった」「ラップ自体には満足だがポールを獲れず残念」/F1第24戦予選コメント(2)
「マックスを助けられて誇りに思う」「一晩でマシンをすべて変更し、かなりよくなった」/F1第24戦予選コメント(1)
スーパーフォーミュラ鈴鹿合同・ルーキーテストに欧州注目株のフレディ・スレイターとウーゴ・ウゴチュクウが参加へ
変幻自在のボディには、シトロエンらしい創意工夫が満ち溢れていた【懐かしのカーカタログ】
劣勢ピアストリ、レース中に王座を諦める時が来る? マクラーレンとチームオーダーについて協議へ
「燃費いいほう一択だろ」本当にそうか? 新型フォレスター“ハイブリッド無し”モデル「コッチのほうがいい」と思う場面とは?
「妥協」から生まれた伝説、50年の系譜。アウディ5気筒エンジンはいかにしてRS 3で「完成」したか
普段使いからスポーツ走行まで!! アウディ A3スポーツバック/セダンに「クワトロモデル」追加
日本導入が待ち遠しい!新型EV「iX3」が目指した次世代のBMW
新車151万円! スズキ「“新”軽セダン」がスゴい! レザー調「高級内装」דメーカー初”のアイテム装着! リッター27km走れる最新「ラパン」何が変わった?
復活したホンダ ヴェゼルの「RS」。全高45mmダウンで得た、スポーツモデルとはまた違う気持ち良さ
温泉地を走る「日本最古級の電車」! 空から見た「100歳超の長老」の雄姿も世代交代か
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
22万kmでも海外オークションで400万円超えた三菱「パジェロ エボ」。もし左ハンドルがあったらもっと高値になってたかも?
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!