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【日本もなんとかなれ】トヨタのBEV「bZ4X」がノルウェーで最も売れたクルマとなった“なるほど”な理由

各家庭や公共の駐車場には必ず電源が装備されている

たとえば住宅事情。ノルウェーの人々はほとんど一戸建てに住んでいるので、集合住宅と違って自宅での普通充電がしやすい環境。しかも、ノルウェーでは新たに自宅に充電器を設置する必要がないという特殊事情がありました。

それは、駐車場に電源アウトレットが用意されていること。極寒のノルウェーでは、冬になるとガソリン車やディーゼル車の油脂類が凍ってしまいます。凍るとエンジンを掛けられなくなるので、それを防ぐため車両のエンジンルームなどに電気ヒーターが組み込まれており、駐車場にはそこへ電源を供給するための200Vアウトレットが用意されているというわけ。それを普通充電に活用できるのだから、EVを所有しやすいのです。

加えて、ガソリン代よりも普通充電の電気代のほうがきわめて安いのも大きな追い風。ノルウェーは雪解け水を利用した水力発電が広く行われ、それが同国で生み出されるエネルギーの約9割。水力発電は再生可能エネルギーとしては比較的に安定的な発電が行われ、火力発電における燃料と違って水のエネルギー自体は無料だから発電コストも抑えられる。それが、EVに有利となる安い電力供給となっているのです。

ちなみにノルウェーは石油が掘れ、石油輸出国であるものの、政府は気候変動対策の一環として化石燃料に高額な税金を掛けています。だからガソリンは日本より高く、2025年春時点でリッターあたり300円程度。高いですね。

(次のページに続く)

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