【アルファード超えの存在感】VWの新型ミニバン「ID.バズ」が日本予約開始。圧倒的センスで日本の風景を書き換えるか?
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン 62
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン 62
そしてやはり、デザインが目立ちます。実車を前にした担当の印象は“ポップなのに質感高っ”というもので、ドイツ車ならではの緻密にして骨太なディテールを確認できました。日本の道ですれ違ったらかなりインパクトがありそうです。
乗り込んで観察したインテリアもポップで質感高く、日本のミニバンが目指す高級とは対極の世界観がなんだか新鮮。デジタルメーターやスイッチ類の配置、化粧パネルの組み合わせなどもセンスを感じます。
>>【ポップなデザイン】ID.バズの内外装デザインを画像でチェックする
前席はもちろんのこと、2列目、3列目も十分な広さで、とくに3列目シートは大人が快適に過ごせるつくりだったのは印象的。ざっくりした感触のファブリックシートはクッションにコシがあり、長距離でも疲れにくそうです。
2列目のサイドガラスはなんと上下ではなく横にスライドするというレトロな演出もありました。
ドイツのプレミアムマルチバンとして、同一車線内全車速運転支援システムのトラベルアシストをはじめとする先進運転支援機能は充実してます。
都内で標準モデルをチョイ乗りしてみたところ、2.5トンという重量級ボディを意識させないスムーズな走りを披露。0-100加速が欧州参考値で7.9秒とあって、軽く踏み込むだけでもかなりの俊足ぶりを感じさせました。
タイヤサイズはプロが前235/55R19、後255/50R19、プロ ロングホイールベースが前235/50R20、後265/45R20で、後輪駆動ということもあるのか前後でサイズが違います。
2.5~2.7トンという「ランドクルーザー 300」並の重量級ボディを後輪のみ、560Nmのトルクで押し出すとあってハイスペックな構成ですが、六本木周辺の工事で荒れたアスファルト上では、サスペンションは良く動くものの、硬さを意識することもありました。
(次のページに続く)
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