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【キアも】中韓自動車メーカーの相次ぐ日本進出は「実はBEVに適した市場」だから。一方で“切実な理由”も見え隠れ

中韓メーカーが日本進出せざるを得ない理由

その一方で、前出のある業界関係者は「ヒョンデやBYD、キアには、日本進出せざるを得ない事情もあったのは事実」と指摘します。

「2010年代以降の中国の自動車メーカーは、圧倒的な内需を背景に急速な成長を遂げてきました。『つくれば売れる』といった状況であったため、多くの自動車メーカーが生産台数を積極的に増やしました。

その結果、スケールメリットがはたらいたことで車両価格が引き下がり、さらに多く売れるようになるという好循環が続きました。

しかし、この数年は内需の伸びにかげりが見えはじめ、新車販売台数もかつての勢いを失いつつあります。

ただ、生産台数を減らすほうがデメリットが大きいため、欧州や東南アジア、そして日本といった市場へと輸出をすることで工場の稼働率を担保しているわけです。

ヒョンデとキアについては、そもそも韓国国内の内需が限られているため、積極的に輸出をすることで成長してきた自動車メーカーです。2010年代以降は新興国を中心にシェアを伸ばしてきたものの、近年では輸出を強化する中国の自動車メーカーと各市場で競合するようになりました。

とはいえ、やはり生産台数を減らすわけにはいかないため、物理的にも近い日本市場をターゲットにすることになった部分があると考えられます」

近年、中国や韓国の自動車メーカーが積極的に日本進出を果たしている背景には、日本市場のもつポテンシャルの高さがあることはたしかです。

しかし、ヒョンデやBYD、キアが成功するかどうかは、あくまでも各自動車メーカーの努力次第であることは言うまでもありません。

彼らが日本市場に風穴を開けるのか、それとも撤退を余儀なくされるのか、この先の展開に注目が集まります。

(終わり)

(写真:ヒョンデ、BYD、キア)

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