通信カーナビの実力は? ラーメン探しの実走編

リアルタイムに情報を更新

一般道を通り、目的地周辺へ。
「高山さん、駐車場どこ停めるんですか？」
土地勘のない私に、質問攻めの編集部シホ（汗）。しかしカーナビタイムなら、コインパーキングの空き情報、いわゆる「満空情報」までリアルタイム（※注1）に表示してくれるので、目的地に一番近い「空車」表示のある駐車場に向かえばOKなのです！　目的地周辺はかなり複雑に入り組んでいましたが、カーナビタイムには市街地・詳細地図も収録されているので一方通行も確認しつつ、無事駐車完了。そこからは、筆者所有のEZナビウォーク・徒歩ナビで待望のラーメン店に到着しました。

カーナビタイムの面白い機能に「スポットアイコン」というのがありますが、これは自分の必要とするアイコンだけを選んで地図上に表示することができる機能。今回はラーメンを食べたあとで、給油をする予定だったので、事前に駐車場とガソリンスタンドをセレクト。駐車場の満空情報と同じように、ガソリンスタンドなら、価格情報や営業時間、セルフなどサービスの詳細な内容も把握できるので、条件を事前に設定しておくことができます。通信を使ったリアルタイムな情報とユーザーの好みを反映できる組み合わせ(仕組み)は、使ってみるとありがたさを実感できますね。

この「スポットアイコン」でユニークなのは、EV(電気自動車）の充電スポットも表示することができる点。項目自体も多いのですが、これから普及するであろうEVにまで配慮している点は「先見の明」があると言っていいでしょう。通信を使う新しいカーナビである以上、単なるスポット案内では終わらない、というのがすごいところです。

（※注1）情報更新は約5分に1回