復活した新型アルピーヌA110はまるでスキーのような軽快な走りだった
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:アルピーヌ・ジャポン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:アルピーヌ・ジャポン
試乗は一般道の他に、ミニサーキットも用意されていた。ミニとは言うものの、軽々と吹け上がるエンジンをトップエンドまでしっかり回し切れば、長いストレートの終わりには200km/hを超えるパフォーマンスを知るには打ってつけのコースだ。
軽快な走りの印象はここでも変わらないが、こうして速度が高まってもスタビリティは申し分無く、加速中も、そして減速の際にもクルマがピタッと路面に吸い付いていることには唸らされた。しなやかに路面を捉えて離さないサスペンション、適正な前後重量配分、そして優れた空力性能の賜だろう。
コーナリングは、まるでアンダーステア知らず。狙った通りにノーズがインを向くだけでなく、自分を中心にクルマ全体が向きを変えていく感覚が気持ち良い。攻めていくと、あまり我慢し過ぎることなく、じりじりとリアがスライドしはじめて、絶妙な前後バランスで旋回していく。ちょっときっかけを作ってやれば、リアを敢えてスライドさせるのも容易く、しかもこの時のコントロール性が素晴らしく良いから、どんどん積極的な走りになってしまう。
まるでスキーをしているみたいな走り。まさにアルピーヌ・ケイターハムの時代からプロジェクトに携わってきたブランド副ダイレクターのベルナール・オリヴィエ氏にそう言ったら「それがアルピーヌのDNAなんだ」という答が返ってきた。筆者は残念ながらクラシックA110は未経験だが、まさに昔から抱いていたイメージ通りのアルピーヌの姿が、そこにはあった。
この新生A110は、日本にはルノー・ジャポン系列の新設されたアルピーヌ・ジャポンが導入する。嬉しいことに、すでに欧州では売り切れたプルミエール・エディションが日本向けに一定数、確保されているようだ。価格は欧州では5万8500ユーロ。日本円ではこれを書いている12月末の時点で約790万円となる。発売開始は、2018年後半の予定だ。
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