改良版「アルト」の反響を販売店に聞いた。すでに受注開始で納期は約3ヶ月…都心と地方で異なるニーズとは？

スズキ アルト

納期と人気グレード

前出の都市部の販売店担当者は、一部改良されたアルトへの反響について、次のように続けます。

「現時点では発売前ですが、すでに受注は開始しています。

7月4日時点で本社の方から降りてきた情報によると、おおよそ3ヶ月程度でお客様のもとに届けることが可能で、パワートレインの種類やオプションの有無に関わらず、比較的スムーズに納車できる見込みです。また当店では、マイルドハイブリッド車の問い合わせが多い状況です。

一方で、社用車として使われるお客さまからは、引き続き初期費用の安いガソリン車が多く選ばれています。

オプションについては、『ドライブレコーダー』や『ETC』、『純正ナビゲーション』の装着率が非常に高く、ほとんどの方が付けられている印象です。

比較対象としてよく名前が挙がるのはダイハツ『ミライース』ですが、今回のアルトはマイナーチェンジしたばかりということや、安全性能の強化などで差別化できると考えています」

このようにアルトは、実用性と経済性を両立し、地域や用途に応じて幅広く支持を集めていることがうかがえます。

（終わり）

（写真：スズキ、ダイハツ）