手放し運転は実際にどうだった？ スカイラインのプロパイロット2.0を試してみた

ポテンシャルは間違いなく高いので今後に期待

プロパイロット2.0の動作は非常にスムーズで、これを体験してしまうと、それまでのACCの動作が古く感じるほどです。一方で、状況的にハンズオフできそうな場面でもできなかったり、速度標識を見逃すことがあったりと、まだまだこれからな部分も散見しました。とはいえポテンシャルが高いことは間違いなく、今後のバージョンアップが期待されます。

また、今回搭載したスカイライン自体が2014年デビューとそれなりに時間の経過したモデルであり、乗り味などでは古さが否めず、細かいところではナビゲーションの自車位置をロストしがちだったのも気になりました。このあたりは今後の展開に期待といったところでしょうか。

ということで、技術の日産を垣間見たプロパイロット2.0。ニューモデルがなかなか登場しない日産ではありますが、社長交代を機に国内モデルのテコ入れにも力を入れてほしいところです。

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