E46型M3ファン垂涎の「BMW M2クーペ」に試乗。ドライビングに死角は?
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:篠原 晃一
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そこでいよいよ、M2クーペの晴れ舞台というべき、きつい上りのワインディングロードに、Sportモードで攻め込む。2シリーズクーペのボディにM4クーペと同仕様の前後アクスルを組み込んでワイドトレッド化すると同時に、BMW後輪駆動モデルの鉄則である50:50の前後重量配分を実現したシャシーは、果たしてどんな挙動を見せるのか。
M2クーペのハンドリングの印象を端的に表現すれば、オンザレール、という言葉が相応しい。3リッター直6ターボエンジンを収めているにもかかわらず、ノーズはステアリング操作に忠実に反応して素早く向きを変え、狙ったとおりのラインを描いてコーナーに飛び込んでいく。
さらにコーナーからの脱出に際して踏み込んでも、ノーズが外に膨らむ傾向はほとんど感じられず、いわゆるニュートラルステアを保ってそこを立ち上がっていく。脱出もオンザレール感覚なのだ。2速で抜けるタイトベンドで踏み込むと、トラクションコントロール系のインジケーターが点滅するものの、テールがスライドするには至らない。
そう、公道上を良識ある範囲で攻める限り、M2クーペはあくまでオンザレールをキープする。こいつともっと淫らに戯れたいのなら、サーキットに持ち込んでくれ、というのがM社の主張なのではないかと思った。
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