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本命V10エンジンを搭載 アウディR8に試乗!

エクステリアにも若干の変更が

しかし、どんなにアウディのモーターレーシングの歴史があっても現実のビジネスは別だ。スーパースポーツには圧倒的なパフォーマンスが不可欠というのは日本では定説であった。単なるスポーツカーではなくスーパースポーツには他を圧倒するパフォーマンスも不可欠。100年後にも語り継がれるくらいのレジェンド(伝説)だけでは日本の富裕層は動かない。

しかも日本ではアウトウニオンもホルヒも知られていないから、アウディにはもっと強烈な個性が必要かもしれない。こうした状況を考えるとパフォーマンスで勝負するアウディR8-V10はもう一つの顔である武闘派アウディを訴える良い機会かもしれない。

実物を前にするとゾクゾクと血が騒ぐ。スタイリングも若干変更を受けたので精悍さが増しているのだ。リヤバンパーの下側にはポジションランプが配置されその先にはリヤのディフューザーが見え隠れする。早速コクピットに乗り込むが、明らかに乗用車メーカーであるアウディの作品であることが分かる。早い話が色気が足りないと言えば、足りない気がする。イタリアやイギリス車のような高級スポーツカーのソレとはちょっと異なるのだ。

エンジンはスタートボタンを探すがR8は鍵を捻るタイプであった。V10エンジンはすぐに目を覚ますし、アイドル振動はよく抑えられているので静かだ。本音はもっとエンジンの鼓動を聞きたい気がした。もっと自分の血管がドクドクとガソリンで満たされていく雰囲気が欲しいのだ。しかし、アウディの知的さを考えるとフェラーリやポルシェと同じではいけないのだろう、きっと。いずれにしてもこれならスーパースポーツの仲間入りができるかもしれないと直感的に感じた。

試乗会は南スペインのマラガで行われたが、V10の本領はやはりサーキットだ。トムとの再会、サーキットでの限界走行などは後編でレポートすることにしよう。

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