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【試乗】日本市場を意識した“ボルボ EX30”はモデル3やサクラに次ぐヒットモデルになるか!?

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車体がコンパクトな分、バッテリー容量も少なくなっているわけではない。電気自動車専用の車台を活かし、69kWhと同クラスの電気自動車よりも大容量を搭載しており、一充電走行可能距離も560km(WLTCモード)と、自宅で充電できる環境があれば十分にファーストカーとして使える長さだ。普通充電はもちろん、出力150kWまでの急速充電に対応する。

走りもごきげん。最高出力272ps、最大トルク343Nmのモーターで後輪を駆動する。電気自動車としては軽い1790kgの車両を活発に走らせるには十分なパワースペックだ。蹴り出すようなスタートダッシュを楽しめる。

【アバルト 500eの詳しい情報はこちら】
価格とスペックは?中古車情報

モーター駆動の特性を活かしたアクセルオフによる強い減速も備わる。減速感はテスラ各モデルやフィアットやアバルトの「500e」ほど強くはなく、ほどよい感じ。ブレーキペダルを使う頻度が明らかに減る。パッドが長持ちしそう。ワンペダルドライビングの特性に慣れている人はもっと強いほうがよいと感じるかもしれない。停止寸前にクリープ現象に切り替わることなく、アクセルオフだけで完全停止できるのがよい。

後輪駆動なのでステアリングフィールが素直で心地よい。加減速と車線変更を繰り返し、都市部の混み合った道路をすり抜けるように走るのが楽しい。ただ最小回転半径は5.4mと車体サイズのわりにやや大きい。

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“安全性が高いボルボ”という昔からのイメージを裏切ることのない安全デバイスが備わる。歩行者、自転車の夜間を含む検知機能をはじめ、右折時対向車や直進時後側方接近車両の検知機能、対向車対応機能など、乗用車の最先端をいく衝突回避の各種機能が充実している。

ACCは車線中央維持機能付きなのだが、隣車線に車両が並ぶと、自車位置をわずかに隣の車両から遠ざけてくれる(もちろん自車線の範囲内で)。

価格はワンプライスの559万円。電気自動車に対し、国のCEV補助金が65万円、東京都なら独自の補助金が45万円もらえる(4月移行も同額となる可能性が高い)。さらに区独自の補助金を設定している場合もある。

そうなると実質450万円程度のクルマとなり、ぐっと競争力が増す。テスラ「モデル3」や日産「サクラ」に次ぐヒット電気自動車になる可能性が高いと感じた。

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<おわり>

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