【2022新型】トヨタ「ノア」 幸せなのは2列目を超ロングスライドできる「7人乗り仕様」と上級グレード「Z」
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 113
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 113
新型トヨタ ノアのグレード構成と、それぞれの特徴および価格はどうなっているのか、見てみましょう。
まずは「ガソリン車」からご説明します。
ガソリン車は「X」「G」「Z」の3種類で構成される『標準モデル』と、「S-G」「S-Z」という2種類で構成される『エアロモデル』に分かれています。標準モデルは比較的落ち着いたデザインのフロントグリルと前後バンパーを装着しており、エアロモデルは専用のややアグレッシブなフロントグリルと前後バンパーが装着されます。
それを踏まえたうえで、各グレードの特徴と価格を見てみましょう。
【ガソリン車・標準モデルのベーシックグレード】
●X(8人乗り)|267万~286万8000円
●X(7人乗り)|267万~286万8000円
【ガソリン車・標準モデルの中間グレード】
●G(8人乗り)|297万~316万8000円
●G(7人乗り)|297万~316万8000円
【ガソリン車・標準モデルの上級グレード】
●Z(7人乗り)|324万~343万8000円
もっともベーシックな「X」でも基本的な装備はひと通り付いており、運転支援システムも標準装備です。しかしホイールがアルミではなく「スチール+キャップ」となり、装着できるオプション装備が限定されるなど、やや寂しい部分はあります。
中間の「G」はホイールがアルミとなり、ミニバンにとってはかなり重要なオプション装備である「ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト」も選択可能に。なかなか好バランスな選択肢だといえるでしょう。
標準モデルの最上級グレードである「Z」は、2列目がキャプテンシートとなる7人乗り仕様のみで、2列目がベンチシートとなる8人乗りの設定はありません。またその他もろもろの装備類も何かと充実していますので、Gより27万円高くはなりますが、なんだかんだで魅力的です。
お次はエアロモデルを見てみます。
【ガソリン車・エアロモデルの標準グレード】
●S-G(8人乗り)|304万~323万8000円
●S-G(7人乗り)|304万~323万8000円
【ガソリン車・エアロモデルの上級グレード】
●S-Z(7人乗り)|332万~351万8000円
こちらのエアロモデルも、最上級のS-Zには8人乗りの設定はなく、2列目がキャプテンシートとなる7人乗り仕様のみとなります。
エアロモデルの標準グレードである「S-G」でも、装備レベルはまずまず充実しています。しかし最上級の「S-Z」になると、エアロ専用アルミホイールの径が16インチではなく17インチになり(4WD車は16インチ)、TFTカラーマルチインフォメーションのサイズが4.2インチではなく7.0インチになったり、「ワンタッチスイッチ付パワースライドドア」がオプションではなく標準装備になったりします。これもS-Gより28万円高くはなるのですが、やはりなんだかんだで一番魅力的です。
ガソリン車に続いては、ハイブリッド車のグレード構成と価格を見てみましょう。
【ハイブリッド車・標準モデルのベーシックグレード】
●HYBRID X(8人乗り)|305万円
●HYBRID X(7人乗り)|305万~327万円
【ハイブリッド車・標準モデルの中間グレード】
●HYBRID G(8人乗り)|332万円
●HYBRID G(7人乗り)|332万~354万円
【ハイブリッド車・標準モデルの上級グレード】
●HYBRID Z(7人乗り)|359万~381万円
ハイブリッド車でも、上級グレードの「HYBRID Z」は7人乗りのみ。そしてグレードごとの装備の違いもガソリン車と同様です。すなわちHYBRID Xはやや寂しい部分もあり、HYBRID Gは好バランス。そしてHYBRID ZはHYBRID Gより27万円高いが、やはり選びたくなるだけの装備内容ではある――ということです。
お次はハイブリッドのエアロモデルを見てみましょう。
【ハイブリッド車・エアロモデルの標準グレード】
●HYBRID S-G(8人乗り)|339万円
●HYBRID S-G(7人乗り)|339万~361万円
【ハイブリッド車・エアロモデルの上級グレード】
●HYBRID S-Z(7人乗り)|367万~389万円
こちらも装備内容の違いは、ガソリン車のエアロモデルのそれと同じです。
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