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ハイブリッド需要拡大 ボディタイプ別売れ筋

全部門が前年を上回り、4カ月連続の2ケタ増を達成!

1月のボディタイプ別売れ筋モデルをチェック

 今回は1月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、トヨタカローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。

 日本メーカー製乗用車(軽乗用車、海外生産車、スズキのシボレーブランド含む)全体では34万5653台、前年同月比は138.8%と4カ月連続で2ケタ増となった。38.8%増というアップ率は、ここ4カ月では最高で、ボディタイプごとの合計で比較しても、全部門が前年を上回った。売れ行き好調の「トヨタ プリウスα」2列シート仕様(3列シート仕様はミニバン・1box部門で集計)と「ホンダ フィットシャトル」が部門全体の8割強を占め、前年比470%アップのステーションワゴン部門を別格としても、すべて2ケタ増となり、特にミニバン・1BOX部門が67.9%増、セダン部門も24.2%増と高い伸び率となった。

 これはミニバン・1BOX部門では「ホンダ フリード」3列シート仕様(2列シート仕様はハッチバック部門で集計)が前年同月比266.0%、セダン部門では「トヨタ カムリ」が同3404.5%と驚異的な伸びとなったのがひとつの要因だが、フリードは昨年10月に投入されたハイブリッド車(HV)が5584台とシリーズ全体の6割を超す売れ行きとなり、「カムリ」も昨年9月のモデルチェンジでHV専用となったことで人気が急上昇。昨年12月に発売されたトヨタ初のコンパクトハイブリッド、「アクア」も1月は1万3485台で部門2位にランクインと、ボディタイプを問わず、HV人気が広がりつつあるようだ。新エコカー補助金という追い風を受け、HVがどこまで伸びるか要注目だ。それでは1月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。

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