ハイブリッド需要拡大 ボディタイプ別売れ筋

軽乗用車

ミライースがトップを奪還

　ダイハツとスズキが軽の低燃費バトルを展開。先鞭を付けた「ダイハツ ミライース」は1万4399台で、前月「スズキ ワゴンR」に譲ったトップの座を奪い返した。ダイハツはミライース発売後、矢継ぎ早に「ムーヴ」、「タント」に低燃費技術イーステクノロジーを導入してきたが、スズキもミライースの対抗馬として投入した「アルトエコ」の増産を決め、2月には「MRワゴンエコ」を設定。さらに「パレット」の燃費性能を向上させるなど態勢を整えた。ホンダは低燃費バトルを避け、好調の「N ボックス」をベースにモデルバリエーションを増やして対応する作戦。軽市場も目を離せない状況になりそうだ。