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新車マーケットの勢力図に変化。カムリ、レヴォーグが好調【ボディタイプ別売れ筋・8月】

軽乗用車:安全性をアップしたムーヴが首位を獲得

軽乗用車市場は、全体で9万4654台。国産乗用車全体に占める軽の比率は35.1%で、前月から0.6ポイント増加している。軽乗用車市場における8月の最大のトピックは、市場リーダーの「ホンダ N-BOX」のフルモデルチェンジ。モデル前月まで首位に立ち続けてきたN-BOXだが、さすがに改良当月は台数をダウン。が、それでも2位につける人気ぶりだ。

首位に立ったのは1万0364台を登録した「ダイハツ ムーヴ」。台数が全体に落ち込む8月に前月比約7%増のプラス成長を成し遂げ、6位から一気に首位を上げてきた。その原動力となったのは8月のマイナーチェンジ。安全運転支援システムがさらに充実し、自動ブレーキ等の歩行者対応を実現した。9月には同様の改良が「ムーヴ キャンバス」にも実施される予定で、ムーヴシリーズはさらに台数を伸ばす可能性を秘めている。

3位-5位には「日産 デイズ」「ダイハツ タント」「スズキ ワゴンR」がランクイン。ブランドの異なるトールワゴンがしのぎを削っており、いずれも8000台以上という驚異的な登録台数を達成している。

各部門に変化が見られた新車マーケットだが、今年は東京モーターショーの開催もあり、9月以降はさらに新型車の登場が増えそうな気配。販売競争はおもしろくなりそうだ。

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