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新車マーケットの勢力図に変化。カムリ、レヴォーグが好調【ボディタイプ別売れ筋・8月】

セダン/ファストバック:カムリがクラウンなどを抑えて2位をキープ

セダン/ファストバック市場は2万2021台に達し、前月からシェアを0.4ポイント伸ばした。この伸びの要因は、7月に発売した新型「トヨタ カムリ」が好調のため。全長約4.9mの大柄な車体でありながら最高33.4km/Lの低燃費を実現したことや、新設計プラットフォームの採用で基本性能をアップしたことへの期待感が販売に結びついた。順位は前月に続き、2位につけている。

首位は「トヨタ プリウス」。カムリ強しとはいえ、登録台数で見るとプリウスの9240台に対し、カムリは2728台と大きな開きがある。国内市場においてプリウスはこのセグメントで別格の存在となっている。

3位から5位は「トヨタ カローラアクシオ」「トヨタ クラウン」「トヨタ プレミオ」の順で、8月は1位から5位までがオールトヨタという状況に。プリウス以外はコンベンショナルな3ボックスセダンで、パワーユニットはトップ4までがハイブリッド設定車。トヨタ以外のメーカーの状況はというと、6位に「スバル WRX S4」(581台)が、7位には「ホンダ グレイス」(543台)が入っている。WRX S4は8月にマイナーチェンジを受け、前月比67%増と大幅な伸びを示した。

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