国内ジャストサイズのSUV、フォルクスワーゲン「Tクロス」に乗って感じたあれこれ
掲載 更新 carview! 写真:編集部 110
掲載 更新 carview! 写真:編集部 110
街中を流してみます。低速では小さな排気量の影響か、アクセルを少し踏み込むくらいでは無反応で、あとから加速がついてくる感じ。7速DSGはツインクラッチが苦手な低速でもそこまでギクシャクせず、気にならないレベルと感じましたが、アイドリングストップからの発進時に「ドスン」と衝撃を伴ってスタートするのには正直閉口しました。ならばとアイドリングストップをオフにしてみると「トン」くらいになり、それなりにお上品なスタートをしてくれます。
街中ではややクセを感じましたが、高速に乗ると水を得た魚のようにTクロスは本領を発揮します。それまでラグを感じた加速感も、回転数が保たれた高速域からの加速は1.0Lとは思えないほどパワフルで、特に3000rpm以上からはグイグイと背中を押すように加速していきます。また首都高のようなうねりながら続く中速コーナーでは姿勢をビシッと安定させながら軽々とクリア。ハンドリングはフォルクスワーゲンのそれで、切ったら切った分だけグイグイと曲がります。このあたりはやはり欧州車といった印象で、このクルマを選ぶ一つの価値と言えそうです。
乗り心地は、身体に衝撃を感じるほど硬めに感じたポロと比べると、硬質さは感じるものの、角が丸められた感じで不快ではありませんでした。また、国産車で座り心地が良いと思えたシートになかなか出会えていない編集ですが、Tクロスのシートは心地よく感じました。Tクロスの強みなのではないでしょうか。
さて、300万円前後のSUVというと、スタイリッシュなエクステリアとインテリアに国内でぴったりなボディサイズを持つマツダ「CX-30」、ギア感強めのスタイルにスバル伝統のシンメトリカル4WDと先進安全技術「アイサイト」の組み合わせが強みのスバル「XV」、あるいはフランス車らしい独特の雰囲気と乗り味が魅力のプジョー「2008」などでしょうか?
Tクロスも負けず劣らずで、それまでのフォルクスワーゲンとはすこし違ったポップ感のある外観を持ち合わせながら、一方で質実剛健な作りから生み出される安定感のある走りはこのモデルならではと言えそうです。予算300万円前後でSUVを検討中の方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
【 フォルクスワーゲン ポロの情報 】
フォルクスワーゲン ポロの中古車一覧
フォルクスワーゲン ポロのカタログ情報
フォルクスワーゲン ポロの買取相場
次のページ>>スペック
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
トヨタやホンダが新型「本格悪路モデル」公開! 凄い技術搭載の「HySE-X2」登場!? 世界イチ過酷な場所に挑む!
【MotoGP】マルケス、ホンダ時代末期は「自分の時間は終わったのでは?」と思うほど自信喪失の過去
ホンダ FORZA250(’21~23)用「メットインマット」がアルキャンハンズから発売!
トヨタの最強ファミリーSUVが超絶進化!「グランドハイランダー」の2025年モデルを公開
レクサス高級SUV「最新型NX」に反響多数! 「ガシガシ乗れる」「色かわいい」 斬新「アウトドア仕様」は“悪路性能アップ”のガチタフモデル! 新「オーバートレイル」とは
オートバックスが手掛けるコンプリートバンの第2弾は丸目の「キャラバン」 快適なバンライフを実現!
VW、初のハイブリッドトラックコンセプト発表…CO2を年間25トン以上削減
あえて“非スイスポ”の条件で100万円切りのMT車を探したら……CR-Zの前期型がイチ推しだった!!
「六本木のカローラ」と「小ベンツ」のバトル勃発!? BMW「3シリーズ」とメルセデス「190」オーナーが一緒にミーティングを開催しました
「横断歩道で譲らないクルマ多すぎです。『止まれ!』と叫んでもいいですか?」質問に回答殺到!?「分かる」「ルール知らん人多すぎ」の声も…法律ではどう書いてあるのか
阪神高速「2年半の通行止め」来月ついに終了へ! 通行再開は12月7日 松原線の橋桁「丸ごと架け替え」前倒しで完了
打つ・抜く・割るの力仕事がこれ1本で!「マルチハンマー」の先行予約販売がクラウドファンディングで11/15スタート
オシャレでお値打ち! 来春日本発売の「インスター」はどんな車? 現時点では苦戦必至…勝算は?
ポルシェ「タイカン」に伝統のスポーティ仕様「GTS」と4WDの「4」が追加。航続距離は先代比+120km
「アウトバックはそうなっちゃうの?」日本は売らない新型がワゴンを捨てベタなSUVになる説は本当か
モデリスタが「ランクル250」を魔改造!! サイバー×ミリタリーなオフ仕様が凄い。反響によっては市販化も
スズキが印で公開の新型「ディザイア」ってどんな車?累計270万台以上の大ヒット、124万円~と激安
【変わりゆく市場】トヨタの象徴「クラウン」2台はなぜカー・オブ・ザ・イヤー10ベストに落ちたのか?
走り出すとそれは、紛れもなくハチロクだった…伝説の「TRD N2 AE86レビン」が筑波で再び蘇った日
【アンチEV】トランプ再選で“日本車に追い風!”論は脳天気。イーロンがトランプを推した本当の理由
「セレナが上半期ミニバンで販売1位」のカラクリと、ミニバンの人気を決定するポイントとは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!