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ノア/ヴォクシーでG's 発進、その“味”とは?

ベース車で到達してほしい

最初に乗った“G's Version EDGE”で、感心したのは心地良いステアリングフィールである。操舵に対する追従性に優れるだけでなく、掌に伝わる反力感も心地良い。これだけで、いいクルマを操っている感覚は確実に増している。

乗り心地は確かに全体に硬められてはいるが、「ハードだ」というよりは「しっかりした」と表現した方が的確な程度だ。不満皆無というわけではないが、これぐらいの乗り心地の犠牲で済むなら、ベース車でもこのぐらいの走りを実現してほしいと思わされてしまった。

「大事にしたのが安心感。サスペンションとシャシーの繋ぎ目にバネ成分があると、とても不安定に感じるので、それを取り除く。そしてリアのフラつきを抑えて、その上でフロントのコーナリングパワーを上げていくかたちですね。」

確かに、堀氏の言うそういう領域に近づいているのは間違いない。しかし、アシが良くなるとパワートレインの物足りなさが却って引き立つのも事実。バルブマチック付きのこのエンジン、実は回すと結構気持ちいいものだけに、CVTがそれを全部スポイルしているのが残念。その辺りの制御にも何か工夫があっていいのでは?

一方、ブレーキはパッドの違いだけなのに驚くほどタッチが良くなっていた。足の裏にパッドがローターを挟み込むのが伝わってくるかのような感触には、これまた何でノーマルは…と思わされてしまう。

その後に乗った素の“G's”に18インチのタイヤ&ホイールを装着した仕様は、比較するとステアリングの手応えに雑味があるし、乗り心地も衝撃が直接的になるなど、全体にしなやかさ、いなし感のようなものが薄い。その分、シャキッとした軽快感で勝っているし、ベース車よりは乗り手の意思に忠実な感は強まっていて、それなりに納得の行く仕上がりと言える。

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