ロードスターの乗り心地はどうか。マツダの人気スポーツカーを口コミを絡め徹底解説【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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ロードスターはマツダが誇るオープンスポーツカーです。ライトウェイトスポーツの代名詞とも言える存在で、車を操る楽しさを追求しています。
そのような魅力あるロードスターですが、購入したことのない方にとってはまだ知らない点も多くあるのではないでしょうか。その一例が乗り心地です。ロードスターの乗り心地に関わる要素について把握しておくことで、試乗時に役立つでしょう。
そこでここではロードスターの特徴を踏まえたうえでロードスターの口コミを添えて解説を行いますので、購入の選択肢として検討したい方はぜひご参考ください。
目次
マツダ ロードスターは、約30年以上人々に愛され続けてきた車です。ここでは、2シーターオープンカーであるロードスターがどのような車なのか、その魅力を解説します。
4代続くロードスターがどのように進化してきたのか、その変化も合わせて記載しますので、歴代ロードスターの違いを知りたい方もぜひご覧ください。
マツダ ロードスターは、1989年登場から現代まで変わらぬ人気を誇り、幾度も改良が行われてきました。初代ロードスターはマツダの別の販売チャネルであるユーノスから発売され、車名は「ユーノスロードスター」です。初登場から4代にわたって販売されてきたロードスターは、以下の様に車両型式で判別・呼称されます。
NA系は、軽量ボディに1.6Lの直列4気筒DOHCエンジンが搭載された車です。次いで登場したNB系は、クーペなど派生モデルが豊富に揃っています。
NC系はプラットフォームの変更によって車幅が1,700mmを超え、3ナンバーで登場しました。エンジンは大型化され、よりスポーティな走りを実現しています。
一方で、ND系には「人生を楽しむ」ことをコンセプトに1.5Lのエンジンが採用されました。歴代一コンパクトなボディは、より軽快なドライブを楽しませてくれます。
流麗なスタイルは、ロードスターの特徴のひとつです。オープン・クローズどちらであってもその美しさが乱れることはなく、優雅なその姿に一目ぼれするユーザーは後を絶ちません。
ボディは低重心かつ軽量化が施され、どの代のロードスターも車両重量1,000kg前後で設計されています。前後の重量配分50:50を実現している点もロードスターの強みです。
ステアリングホイールは、奥に見える3眼式メーターの邪魔にならない適度な大きさに設計され、運転席からの眺めだけでもスポーツカーであることを認識させてくれるでしょう。
インテリアのデザインには、メーターやエアコンの吹出口、各種スイッチなどが円形となっており、親しみのあるデザインで統一されています。

ロードスターで注目すべきポイントのひとつがエンジンです。ロードスターには、自然吸気のスポーツカーらしい高回転まで伸びのあるエンジンが搭載されています。
ここでは、そのエンジンがロードスターの乗り心地をどのように高めてくれるのか、その理由を解説しますので、ロードスターのエンジンについて知りたい方はぜひご覧ください。
ロードスターのパワートレインは、次のとおりです。
【ロードスター】
【ロードスターRF】
ロードスターは、パワーユニットやファイナルドライブユニットを結合するアルミ製のパワープラントフレームを初代から受け継いできました。
断面はコの字型が採用され、開口部も拡大しています。これらが軽量化・高剛性化につながり、より一体感のある走りを生み出しました。
SKYACTIV-Gは高効率直噴ガソリンエンジンで、過去のエンジンと比べて高い圧縮比を達成しています。SKYACTIV-G 1.5は軽快な走りを目指しているFR専用に設計された、ロードスターの基本形とも呼べるエンジンです。
低回転から高回転にかけてのフラットなトルク特性を実現した点も、SKYACTIV-G 1.5の特徴のひとつです。
SKYACTIV-G 2.0は、ロードスターRF専用に設計されたエンジンです。最高出力・最大トルク共にSKYACTIV-G 1.5の性能を大きく上回っている点がポイントです。加速力が増しただけでなく応答性も向上しています。
従来の2Lエンジンよりも高回転できれいに燃焼するようチューニングされており、SKYACTIV-G 1.5同様に伸びの良い加速を味わえます。アクセルを踏んだ瞬間の加速Gは、ドライブで得られる高揚感をさらに高めてくれるでしょう。

ロードスターは必要十分な加速性能を有しています。ここでは、その加速性がロードスターの乗り心地にどう影響しているのか、その性能について解説しますので、ロードスターの加速性能を確認したい方はぜひご覧ください。
0~100km/h加速タイムは、加速性能を測る目安とされています。ロードスターはこの加速タイムにおいて、1.5Lエンジンが8秒台・2Lエンジンが7秒台です。
スポーツカーとしては特に際立った数値ではありませんが、軽量な車体ゆえにパワー不足と感じることはないでしょう。むしろ高出力ではない分、コーナリング中の姿勢をアクセルでコントロールしやすく、気軽に運転を楽しめる点がロードスターの強みです。
走行性能についてcarview!の口コミでは次のように記載されていました。
『操る歓び、走る歓び、は最高。ドライブウェイ等ではブレーキなにそれ!?スイスイです。』
『加速、コーナリング性能、制動力などの走行性能が高水準にまとまった一台。峠のカーブを四気筒ターボから放たれるパワーとエンジン音を感じながらオープンで走ると、笑みが出るほど面白い』
ND系は、ダブルピニオン式電動パワーステアリングが採用されています。これにより路面から伝わる余計なステアリング振動が遮断され、操舵の正確性が増しました。
そのレスポンスの良さは、街中での運転や山道でのコーナリングなど、ドライブプレジャーにつながっています。操舵性についてのcarview!の口コミは次のとおりです。
『すべてが軽く、操作がわかりやすい。最初からKPC付きなのでMC前と比較できないですが車の挙動は本当に素直だと思います。』
『軽量コンパクトで、運転操作性最高に気持ち良い』

内装は、乗り心地を確認するうえで最も分かりやすいポイントです。とくにロードスターは、インテリアもスポーツカーらしい先鋭的なデザインになっています。
ここではそのようなロードスターの室内空間やシートについて解説しますので、乗り心地をインテリアからもチェックしたい方はぜひご覧ください。
ロードスターの運転席のレイアウトは、左右対称に設計されています。中央に配置されているのは3つのタコメーターだけでなく、その両脇に配置されたエアコンも左右対称です。
その他のディスプレイやエアコンのスイッチは、車のセンターラインに沿って配置されている点も、ドライバーの集中力の維持に貢献しているポイントといえるでしょう。
また、クラッチの踏面が拡大された点もND系の特徴のひとつです。NC系ではラウンド形状でしたが、ND系では右下の踏面部分を拡大することで、踏みやすさが向上しています。
グレードによって搭載されているシート表皮は異なり、ロードスターには次のようなシートバリエーションが用意されています。
カラーはホワイトやブラックに統一され、柔らかく耐久性の高いナッパレザーや通気性の高いアルカンターラなど、高級感ある素材が採用されている点が特徴です。
新しく開発されたネット素材やウレタンパッドを組み合わせたS-fit構造のシートが採用されているため、ホールド性の高い状態でドライブを楽しめます。
また、ND系ではステアリングにチルト機構が備わっているため、ペダルまでの距離に悩むことはありません。

ロードスターには、複数グレードが用意されています。ここでは、各グレードがどのような方におすすめなのか、それぞれの乗り心地をユーザーの声を取り上げて解説しますので、各グレードの違いを知りたい方はぜひご覧ください。
NR-A(MT_1.5)は、モータースポーツベース車としてラインナップされているグレードです。
このモデルはレース仕様でありながらナンバーが取得できます。このモデルを選んだcarview!の口コミは次のとおりです。
『街乗りもサーキットもめちゃくちゃ面白い おそらく現代で最高のドライバーズカー』
『車を運転する楽しさを思い出させてくれた最高の車。』
中古車としては、25万~528万円が相場です。
(2022年12月時点の情報です)
S スペシャルパッケージ(MT_1.5)は、Sグレードよりも標準装備が充実している点が特徴です。
このグレードについて、carview!では次のような口コミがありました。
『フロントはシャープ、リアエンドは愛嬌のある雰囲気、全体を通して美しいフォルム。柔らかめの乗り心地、ローリングはしっかりする。街乗りも山道も問題無し。』
『硬さは全く感じませんでした。ただロールはします。自分のようなスポーツカー初心者でも全く心配ないと思います。』
中古車としては、25万~528万円が相場です。
(2022年12月時点の情報です)
ロードスターとロードスターRFの大きな違いにトップルーフがあります。ロードスターRFではハードトップルーフが採用され、スタイリングがより美しくなりました。Sグレードは、そのようなRFのベースグレードです。
このグレードについて、carview!では次のような口コミがありました。
『運転しやすく、開放感もあじわえて、ストレス発散効果は抜群。長距離でも疲れない』
『スポーツカーですがサスは柔らかいです』
『ドライ状態での直進性能、操舵性には全く不満無し』
中古車としては、168万9,000円~550万円が相場です。
(2022年12月時点の情報です)
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