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新型ゴルフVI どこにも欠点のないクルマ

振動や騒音を見事なまでにシャットアウト

エンジンをかけると、ゴルフ6の進化ぶりがすぐに体感できた。アイドリング振動が驚くほど小さい。いや、小さいというよりはゼロに近いと表現した方が適切だろう。フロアやシートはもちろん、ステアリングにすら振動がまったくといっていいほど伝わってこないのだ。微動だにしないステアリングはまるでよくできたFR車のよう。FF車でこれほどスムースなアイドリングを実現した技術は驚嘆に値する。これはツインチャージャーを積むハイラインにも共通する美点だ。

静粛性の向上はゴルフ6の大きな開発テーマだったというが、実際に走り出すとそのことが鮮明に伝わってきた。エンジン音、風音、ロードノイズ、外部騒音などなど、クルマには様々な騒音源があるが、そのどれもが徹底的に封じ込められているのだ。ゴルフ6の静粛性はこのクラスとしては天下一品。十分に「高級車」と呼べるレベルに達している。気になったのは、リアのエンブレム内に格納したオプションのバックカメラが出たり引っ込んだりするときに聞こえてくる「ガチャン」という無愛想な音だけである。

もし、ライバルメーカーがFF・2ボックスカーを作るにあたって静粛性のベンチマークを「ゴルフ6並」に設定したとしたら、実現にはかなり苦労させられるはずだ。たとえばフロントスクリーンひとつとっても、ゴルフ6のそれは高級車にしか使われないような遮音性の高い多層ガラスを使っている。さらに、前席サイドスクリーンの板厚10%アップや、バルクヘッドまわりの入念な遮音対策など、「やれば効果的なのはわかっているがコストの関係でなかなかできない」ことが、ゴルフ6には数多く投入されているからだ。

乗り心地もよくなった。首都高速によくある金属製ジョイントや、やっつけ仕事の道路工事跡にある段差など、大きく尖った衝撃が瞬間的に入るようなケースで、ゴルフ5よりも衝撃の角が丸くなっている。ゴルフ(ハッチバック)としては初のTSIツインチャージャー+7速乾式DSGの仕上がりもいい。ゴルフ5のGT TSI(TSIツインチャージャー+6速湿式DSG)が14km/リッターだったのに対し、TSIハイラインは16.2km/リッターまで向上しているのだが、これには7速乾式DSGが大きく貢献している。発進時など、微妙なクラッチのつなぎは湿式の方が有利だが、燃費なら乾式。こうした二律背反要素を、VWは見事に解決して見せた。さすがにトルコンATほどの滑らかさはないものの、7速乾式DSGは持ち前の切れ味鋭い変速を維持しつつ、発進や車庫入れ時の扱いやすさもしっかり確保している。

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