GT-Rはニュルでどんな開発を行っているのか?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:小林 俊樹(国内)、オレンジ・プレス
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:小林 俊樹(国内)、オレンジ・プレス
この4月、日産がGT-Rの開発テストをドイツ・ニュルブルクリンク北コースにて行なった。このテストは、GT-R開発チームにとっては、もはや春と秋の半年ごとの恒例行事となっているものである。
GT-Rについて話をしようとすれば、そのタイムの話、ドライビングプレジャーの話、メインテナンスの話等々、話題は尽きないが、個人的にはこの年2回、集中的に行なわれる開発テストにとても興味をもっていた。今やニュルブルクリンクでの開発テストを経て市販に移されるクルマなど珍しくはない。しかしGT-Rはすでに世に出ているクルマであるにも関わらず半年ごとに、約1ヶ月にも渡るテストを行ない、それを次のイヤーモデルにフィードバックすると公言しているのである。こんな日本車は他には無いし、過去にも無かったはずだ。
実際、GT-Rは発表直後の2007年11月にもニュルブルクリンクでのテストを敢行。これは主にアメリカ仕様のためのテストだったのだが、ここでの成果はすみやかに日本仕様にも反映され、2008年春のモデルでは早くもマウント類やサスペンションに小変更が加えられた。かと思えば、その頃には主にヨーロッパ仕様のための次のテストが行なわれていて、それも昨秋のマイナーチェンジモデル、通称09モデルとして日本のユーザーのもとへ届けられている。もちろん、スペックVもそれら一連のテストの場にて開発の詰めが行なわれたことは言うまでもない。
このテストの終盤、4月27日に私、島下泰久はニュルブルクリンクを訪れ、そのテストに1日立ち会ってきた。ここでは、その時見たもの、聞いた話をできるだけ生のままお伝えしたいと思う。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
バニャイアが今季初の初日トップ。「異なる作戦」で表彰台を阻んだ問題解決に取り組む/第4戦スペインGP初日
ペナルティで3位失うも、スプリント好走にクアルタラロ満足。決勝は「トップ10なら良い結果」
MINIに“新顔”登場、電動クロスオーバー『エースマン』世界初公開…北京モーターショー2024
ホンダ:中上はホンダ勢最上位の16番手。ザルコ「今日の転倒でマシンへの理解が深まった」/第4戦スペインGP初日
レクサスの「“ミッドシップ”スーパーカー」!? 美麗シルエットが超カッコイイ! まさかの「ミッドエンジンLC」CGの実現性は?
新車のクラシックバイク、ロイヤルエンフィールドの伝統を、名を受け継いだ「ブリット350」にアクティブバイク女子、指出瑞貴が乗ってみました!!
ヤマハ:クアルタラロ、リンスともにコーナリング性能に苦戦。「ブレーキングで考えすぎてしまう」/第4戦スペインGP初日
スイフトのリッター24km超えも優秀だけど……ヤリスはリッター36kmで圧勝!! 燃費で選ぶコンパクトカー
最新 i7の防弾仕様「プロテクション」へ試乗 動きが鈍重では無意味 BMWの特別プログラムを体験(2)
まるで違う「装甲」性能 7シリーズ・プロテクション 爆弾15kgにも耐える! BMWの特別プログラムを体験(1)
「オービスをぶっ壊せ」国民の怒り爆発!? “プライバシーより取締り”の顛末とは 恐怖のオービスお国事情
モリタのコンテスト:小学生が描く「未来の消防車」、最優秀賞は埼玉県在住の新口さん
【ホットハッチは好きですか?】ポロGTI生誕25周年モデル登場 227台限定で486万円
史上最強のディフェンダー“オクタ”まもなく登場。V8搭載で2000万円級も初回220台は即完売か
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!