3年経ってもまだ売れているトヨタ C-HRは見た目だけで判断するにはもったいない実用的モデルだった
掲載 更新 carview! 写真:編集部 249
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実際に走ってみます。まず感じるのは、前方視界の良さです。グラスエリアは特別広いとは言えませんが、運転席に座るとAピラーの三角窓が左右方向の視界をぐっと広げてくれます。
ドライビングポジションも外観とは裏腹に、シートバックを立て気味にして足を下ろして座るスタイルのため視点が高く、特に狭い対向車線でのすれ違いなど、車幅感覚が掴みやすくなっています。サイドミラーの形状が直線的な六角形で、左右端が確認しやすいのも好印象。
スタートはモーターがスムーズ且つパワフルで、低速走行時の加減速でギクシャクすることもなく、ストップ&ゴーの多い一般道でもストレスを感じさせません。
高速道路では合流や追い越しなど、アクセル操作が増える場面でエンジン音をうるさく感じる場面も。エンジンが頑張っていない場面でも、高速走行時の風切り音など、遮音性自体はさほど高くない印象です。
乗り心地は硬めですが、18インチタイヤでも高速道路の継ぎ目の凹凸などをうまく丸め込んでくれていて、TNGAに共通する美点を感じます。相変わらずステアフィールは軽めで接地感は乏しいものの、中速コーナーはビシッと安定していて、思わず「気持ちいい」と言葉に出してしまうほどでした。
シートは包まれ感があって2時間ほどの連続走行でも腰は痛くなりませんでしたが、試乗車の運転席にはオプションの電動ランバーサポートが付いていたので、その効用もあったのかもしれません。
約280kmの試乗を終えて、後席の頭上空間やラゲッジスペースがやや狭いこと、左斜め後方の視界など、気になるところはもちろんありました。しかし、一般道、高速道路問わず、ドライバーと助手席の2名でストレスなく、毎日気持ちよく運転できる乗用車として、トヨタ C-HRは若い人だけでなく、昔セリカに乗っていた熟年カップルなどにもおススメできるクルマではないかと感じた次第です。
最後に、気になる燃費は順調に流れる高速道路6割と一般道4割の合計280kmを走って19.7km/Lでした。
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