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ボディタイプ別売れ筋、ワゴン、ミニバン、SUVが市場を牽引

9月の販売は39万9099台、前年比では5.9%のマイナス

9月の国内新車マーケットは、増税以降もっとも落ち込んだ8月よりは回復したものの、全体ではまだ前年を割り込んでいる。とはいうものの、ボディタイプによっては伸び盛りの好調な部門もあり、さらなる成長も期待できそうだ。さっそく詳しい状況をチェックしていこう。

区分はハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン(ワンボックス含む)、SUV(クロスカントリー車含む)、クーペおよびオープンカー、軽乗用車の7部門とし(外国メーカー車は除く)、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)の統計に加え、「トヨタ カローラ」のように同じ車名で複数のボディタイプを持つモデルに関しては自動車メーカー調べのデータで集計。なお一部データに概算数字が含まれるため、総合計データとやや誤差が生じる点はご了承いただきたい。

9月の日本メーカー乗用車(海外生産車含む)の国内販売台数は軽自動車も含めて39万9099台。大型連休があり販売が落ち込む8月に比べると約1.5倍の成長となったが、それでも前年の同じ時期に比べると5.9%のマイナス。メーカー側はもっと売りたかったのが本音だろう。

ボディタイプ別ではハッチバックが9万4596台売れ、市場はあいかわらず大きいが、ニューモデルが少なく、規模はやや縮小気味。セダンとクーペ/オープンカー市場もやや元気がない。いま調子がいいのは、ワゴン、ミニバン、SUVの3部門だ。

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