ボディタイプ別売れ筋、ワゴン、ミニバン、SUVが市場を牽引

ハッチバック：トヨタ車比率が過半数超える

ハッチバック上位5車種の順位は先月と変わらず、「トヨタ アクア」がトップで、これに対して2位「ホンダ フィット」は約2割減、3位「日産 ノート」は約5割減といったところ。そしてこの上位3車がハッチバック全体の約半分を占めている。4位は「トヨタ プリウス」、5位は「トヨタ ヴィッツ」で、3台のトヨタ車がトップ5にランクインしている。結果、ハッチバック市場におけるトヨタ比率はレクサスも含めると54.1％に達し、過半数を超えている状態だ。

一方、上位5車にはランクインしなかったものの、9月に目立って伸びたのが「アクセラスポーツ」と「デミオ」のマツダ勢。現行アクセラは2013年11月発売でもうすぐデビュー1年、デミオは出たばかりで、これら新デザインコンセプトを共有する2台の個性派コンパクトが存在感を高めつつある。今後はこのカテゴリーは実用性や燃費だけでなく、デザインもさらに重要なポイントとなりそうな予感だ。