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いま狙うべき最新PND 実走テスト“夏の陣”

キーワードは「通信・大画面&大容量・高精度」

今回テストを行う際に編集部と筆者は「PND・3つのトレンド」を掲げることにした。それが「通信・大画面&大容量・高精度」である。それぞれが読んで字のごとくだが、この3つのトレンドを押さえておけばOKということである。

まずその1の「通信機能」だが、これはVICS(渋滞情報)とは別に専用の通信回線を使うことでドライブに有益な情報を入手できるというものだ。エアーナビとカーナビタイムがこの機能を有しており、日本における通信型PNDの両翼と言っていいだろう。

次に「大画面&大容量」である。そもそもPNDが日本に導入された際の立ち位置が"簡易型"だったということもあり画面サイズは3.5型前後、それまで主流であった2DINサイズに代表されるカーナビの7型とは差が付いていた。それが市場のニーズ(やっぱり画面が小さすぎるなどの声、etc…)から徐々に画面サイズは拡大、取り付け位置とドライバーとの距離にもよるが現在では5型以上は欲しいというのが素直なところだろう。

とはいえ、PNDが日本のカーナビの主力になりつつある今、求めるものは「2DINサイズと同じ画面サイズ」である。日本は道路が複雑ゆえに画面サイズは大きければ大きいほど情報は掴みやすい。さらに最近では液晶画面のVGA化、つまり従来のQVGAの約3~4倍のきめ細かさを持つことでとにかく地図が見やすくなってきたのである。これに関してはエアーナビとゴリラが7型のVGA液晶画面を持つモデルをラインナップ。エアーナビは今年のモデルから7型を投入したが、その下にある5.8型、4.8型と全てのモデルをVGA化している。意外とアピールされていないのだが、これは結構凄いことで、従来モデルのユーザーの満足度が高い理由はこんな所からも伺うことができるのだ。またゴリラはVGA化されたモデルも含め、合計で13機種という豊富なラインナップで勝負に出てきた。ユーザーのどんなニーズにでも対応できるわけで、この辺の戦略はなかなか緻密である。

そして大容量は代表的なものが市街地詳細地図が全国どのエリアまで収録されているか、また3D地図表示時の立体ランドマークなどが表示できるか、などである。もちろん検索データなども同様だが、メモリーに余裕があればあるほど色々な使い方や将来のバージョンアップなどにも対応できる。エアーナビとゴリラは16GB、カーナビタイムは8GBといずれも大容量化のトレンドは抑えていると言っていいだろう。

そして最後が「高精度」である。これに関してはどんなカーナビでもある意味「できて当たり前」なのだが、PNDの場合は2DIN型などのカーナビとは違い、GPS衛星からの電波受信を基本に自車位置を表示する。いわゆる車速パルスからの信号を車体側から取得しトンネル内などでも自車位置精度を高められる据え置き型に比べ不利であることは否めなかったのだが、最近のPNDは本体内に各種センサーを搭載することでこれらの弱点を克服しつつある。この辺の実力に関しては後述する実走テストで報告するのでそちらをお読みいただきたい。

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